日本全体のキャッシュレス化に貢献しているPayPayを支える広報の仕事とは? #PayPay株式会社【お仕事図鑑】

編集部:ゆう

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伊東史博さん(左)
PayPay株式会社 コーポレートコミュニケーション部 部長

ソフトバンクでの10年以上の広報経験を生かし、2018年10月のPayPay立ち上げ時から広報マネージャーとして従事。2021年4月から現職。PayPayファンの増加、ブランド価値の向上に取り組む。
松本麻由香さん(右)
PayPay株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報

2021年8月からPayPay株式会社にジョイン。社外広報を担当し、プレスリリースなどを通してPayPayの最新情報を日々発信している

「PayPay!」という、耳に残るフレーズのCMでおなじみのキャッシュレス決済サービス「PayPay」。面倒な手続きが必要なく、手軽に利用できることから、使っているという大学生も多いでしょう。今回は、皆さんが使っている「PayPay」を世の中に広める仕事をご紹介します。

お話を伺ったのは、『PayPay株式会社』コーポレートコミュニケーション部の伊東史博さん、松本麻由香さんです

3つのチームで構成されるPayPayならではの部門

――お二人はどのような仕事をしているのでしょうか?

伊東さん:弊社のコーポレートコミュニケーション部は、「広報」「インターナル」「ランゲージ」という3つのチームで構成されています。私は部長として、この3つのチームをまとめる役割を担っています。

松本さん:私は広報チームに所属しています。仕事の内容としては、メディアにPayPayの新機能やキャンペーン情報を発信し、取り上げていただいて記事にしてもらったり、今回のような取材対応などを担当しています。

――「インターナル」「ランゲージ」というのは何をするチームなのですか?

伊東さん:「インターナル」は社内報やWebページの作成・更新を行うチームで、例えば社内ルールの変更や新しい取り組み、また部署の紹介などを行っていて社内広報の役割を担っています。

「ランゲージ」は英語圏の取引先やスタッフとのコミュニケーションをサポートするチームです。PayPayのアプリを作るプロダクトチームは外国人スタッフが中心です。スムーズに物事を進めるため、通訳や翻訳の専門部署を設け、意思疎通をサポートしています。最も人数の多いチームですね。

――業務のより具体的な内容を教えてください。

伊東さん:私は「判断する」のが仕事のひとつです。何をするのかを決めたり、社員と一緒に考えたりなど、物事を前に進めるのが大きな役割です。

例えば、広報チームから取材依頼があったという報告があれば、内容を見てPayPayの良い面を紹介できるのか、取材を受けたときのメリット、デメリットを考えて、受けるかどうかを判断します。各チームの状況を取りまとめ、会社の発展のために正しい方向に進むように判断、言うなれば交通整理のような仕事ですね。

また、他部署との「ハブ」としての役割も担っています。他部署の部長と連携し、例えば「この情報をプレスリリースで発表してほしい」と依頼されれば、チーム内のメンバーに作成を任せたり、部内の各チームから社長にお願いしたいことがあれば、OKがもらえそうなタイミングをみてお願いするなど、社内の各担当部署が、円滑に仕事が回るように調整を行うことも重要な業務です。

松本さん:先ほどお話しした取材対応やキャンペーン情報の発信だけでなく、部署間の情報共有のサポートも広報の大事な仕事です。

PayPayは全社がフルリモートで基本的に在宅勤務のため、社内での情報の共有が大きな課題です。その課題を解決するために、広報が部署間の架け橋となり、情報共有がスムーズに行えるようサポートしています。

日本全体のキャッシュレス化に乗る面白さ

――現在の仕事の面白い点や魅力を教えてください。

伊東さん:日本全体のDX化に貢献していると感じながら仕事ができることです。PayPayはキャッシュレス化に向けて大きく流れている日本社会の「本流」にいる企業ですから、自分たちの取り組みが社会全体を変えているという、スケールの大きさを感じるとものすごくやりがいがあります。

また、とにかく意思決定が速いのも当社の特徴です。日本全体がキャッシュレスに向かってすごい勢いで進んでいるので、その流れに遅れないように意思決定をしないといけません。例えばアプリのアップデートも約週1回のペースで行っています。素早く意思決定を行い、物事を進めていく感覚も面白いと感じるポイントです。

松本さん:私は広報として社内の多くの人に関わっていますが、PayPayは約40カ国から人が集まっている企業のため、さまざま文化や考えに触れることができます。多様なバックグラウンドからさまざまなアイデアが生まれており、仕事をしていても楽しいと感じています。

――反対に難しいと感じることはなんでしょうか?

伊東さん:日本全体のキャッシュレス化という本流に乗らないといけない一方で、世の中がまだ追い付いていないという状況に陥ることもあります。

例えば、キャッシュレスは新しい文化のため、ルールがないというケースです。バイト代を日払いでPayPayでもらえたら便利かなと思いますが、現時点では難しい。

前例がないため、自分たちが道を切り開く必要がありますが、誤った方向に進まないようにしないといけません。スピード感を持って取り組む一方で、慎重さも求められるという、相反する要素が必要なのは難しいと感じる点です。

松本さん:そうですね。私たちは金融機関なので、広報としてもユーザーを混乱させてはいけません。正しい情報を正しい形で、なおかつスピーディーに発信することが必要です。

――少し話が変わりますが、難しい仕事を乗り切るには、オフタイムの過ごし方も重要になるかと思います。お二人はどのようにオフの時間を過ごしていますか?

伊東さん:私は電車に乗ります。今はコロナの影響でなかなか遠くまで行けていませんが、時刻表片手にゆっくりと電車に乗るのが好きですね。仕事中はずっと頭を回転させているので、退勤後すぐにプライベートに切り替えるということがしづらいです。なので、休みの日はゆっくり電車に乗って完全に普段の生活とは違う環境に飛び込み、頭を切り替えてリラックスするようにしています。

松本さん:私も「リセット」という意味で、週末はなるべくデジタルデトックスできるよう、スマホやパソコンから離れる生活を心掛けています。いったんリセットすることで、また次の一週間も頑張ろうという気持ちになれます。

企業努力に加え、世の中の流れも成長を大きく後押し

――PayPayの歴史、またこれだけ多くの人に利用されるようになったポイントを教えてください。

伊東さん:PayPayは2018年10月にサービスを開始しました。それから3年ちょっとで4,500万人が利用し、取扱額は年間3.2兆円、344万カ所の加盟店になるまでに成長しました。

これまでの取り組みの中で最大のターニングポイントだったのが、開業から2カ月で行った「100億円あげちゃうキャンペーン」です。派手な打ち上げ方をして、とにかくPayPayを覚えてもらおうとしました。何回かに1回の確率で全額戻ってくるというインパクトもあり、テレビでも家電量販店でPayPayを使う様子が大々的に取り上げられるなど、知名度を大きく向上させることに成功しました。

 ――ものすごい盛り上がりでしたね。

伊東さん:おかげさまでわずか10日間でキャンペーンが終わるほどでした。しかし、その後サービスを使わなくなった人も多く、第2弾の100億円キャンペーンでは付与する金額の上限を下げ、長い期間キャンペーンが続く設計にして、PayPayを日常使いにしてもらうようにしました。こうした大規模なキャンペーンを経て、知名度やユーザー数を高めていきました。加えて、国の後押しや、コロナ禍によってキャッシュレス決済の需要が高まったことも、サービスの成長につながったと思います。

 ――他にPayPay成長の要因はありますか?

伊東さん:先ほども挙げたアプリの毎週のアップデートは、ユーザーに支持されているアクションだと思います。私たちはユーザーの声をすぐさま開発に回し、アップデートの際に反映しています。また、全国22カ所に営業拠点があるのも大きいですね。

 大きな街はキャッシュレス決済の需要は大きく、複数のキャッシュレスサービスが利用できる店も少なくありません。しかし、PayPayがサービスを提供するまでは、地方の店は現金のみというお店や、使えたとしてもクレジットカードだけという状況でした。

 「いつでもどこでも使える環境を構築する」のがPayPayの使命なので、私たちは大都市圏だけでなく地方都市にも営業所を置き、地方の商店街でもPayPayが利用できるよう営業を展開しています。これもPayPayの利用者が3年でここまで増え、サービス自体が成長できた要因だと考えています。

今後はPayPayのアプリの中でお金に関してできることを増やし、ゆくゆくは「なんでもできるスーパーアプリ」にしたいと思います。

若い世代にはキャッシュレス化の旗振り役になってほしい

――学生時代の経験で今に生かせていることはありますか?

伊東さん:私は演劇にのめり込んだ学生時代で、大学のサークルと劇団に入り、何かを演じたり演出をしたりしていました。広報は相手に伝えるのが仕事なので、こうすれば伝わりやすいのでは、相手がどのように感じるのかといった考えは仕事でも役立っています。

松本さん:私は法学部で会社法を専攻し、ゼミではディベートを行っていました。学内だけでなくいろんな大学とディベート大会を行いましたね。当時はディベートで勝つことしか考えていなかったのですが、このとき身に付けた言葉で相手を説得、納得させるにはどうすればいいのかという考えは、今の仕事でも生かせているのではと思っています。

――最後に学生にメッセージをお願いします。

伊東さん:PayPayは日本全体のDX化に貢献している事業だと私は考えています。皆さんがPayPayを使うことが、実は社会貢献につながっているわけです。ぜひ学生の皆さんにはPayPayを積極的に使ってもらい、社会が変わっていく流れに自分も参加しているんだと感じてもらいたいです。また、使ってみた感想をTwitterなどSNSで発信してもらいたいですね。ユーザーの声はうちの部の社員だけでなく、社長も見ていますから、ぜひ思ったことや要望があれば遠慮なく意見してください。

松本さん:若い世代の皆さんには、PayPayを使ってもらい、これからのキャッシュレス社会を担っていってもらいたいと思います。PayPayは戻ってくる額も大きいので、学生さんの役に立つはずです。

 ――ありがとうございました! 

※記事内容及び社員の所属は取材当時のものです。

編集後記

PayPayの取り組みを発信する広報など、コーポレートコミュニケーション部の仕事は「サービスの認知」をアップするためにも重要です。キャッシュレス化が進む日本において、PayPayは旗振り役ともいえる企業ですから、難しさがある一方で、面白さややりがいも大きな仕事だといえますね。

伊東さん、松本さんのお話にあるように、サービスを利用することはキャッシュレス推進にもつながるアクション。まだ使っていないという人は、この機会に利用してみてはいかがですか?

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文:高橋モータース@dcp

編集:学生の窓口編集部

取材協力:PayPay株式会社
https://about.paypay.ne.jp/

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WEB編集者歴17年。
自分の編集した記事が「誰かのなにかのキッカケ」になってくれたら嬉しいです。

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