「龍谷大学 郷土野菜サークル『農友』」の活動を本にするなら!? 出版甲子園が学生団体・サークルの魅力を発掘!
学生の商業出版を支援している早稲田大学公認インカレサークル 「出版甲子園実行委員会」のメンバーが全国の珍しい学生団体・サークルを発掘し、その活動や魅力を本にするなら?という企画。
今回は龍谷大学 郷土野菜サークル『農友』の活動を取材します。
滋賀県大津市堂町内の農地で伝統野菜を中心とした様々な野菜を育てたり、農業イベントの参加・運営など、幅広く活動している団体です。その魅力を深堀りしてみました。
Name:龍谷大学 郷土野菜サークル『農友』 | |
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Place:滋賀県大津市堂町内の農地 | |
Member:約25人 | University:龍谷大学 |
Twitter:@ryukoku_notomo |
Activity:週4〜5回(平日4回、土日1回) |
どんな活動をしているの?
私達は、伝統野菜を中心とした様々な野菜を育てています。中でも滋賀の伝統野菜である近江かぶらの栽培、保護、農業イベントの参加・運営など、幅広く活動しています。
収穫した野菜は本来であれば皆で調理し食べますが、今はコロナ禍であるため各々で調理し、伝統野菜の新たな調理法をTwitterで発信しています。
みんなに知られていない「農友」ならではの魅力とは?
伝統野菜を育てている滋賀県内の農家さんのところに足を運び、実際に話を聞いたり、収穫体験をさせいて頂いたりしているところです。
伝統野菜は種苗会社で販売されている野菜と異なり、栽培方法や出荷方法などに多くの問題があります。それぞれの農家さんがそれぞれの信念を持ち、保護されています。 その地域の栽培方法や食文化、農家さんの思いを肌で感じることができるのは、我々農友の最大の魅力だと考えています。
1番印象に残っていること、やりがいを感じるのはどんな時?
今までの活動で1番印象に残っていることは全国在来かぶらサミット2019in滋賀というイベントです。そこでは、かぶらの研究を行っている教授や栽培者の方々をお呼びし、トークセッションを行いました。私達も司会や当日の運営、試食用の漬物の提供などに携わりました。試食で提供した「春の日の」は漬物グランプリ2020にて金賞を頂きました。かぶらサミットは全国で初めての試みでしたが、新聞にも取り上げて頂き、無事成功を収めました。
やりがいを感じるときは、やはり野菜を収穫した瞬間です。農薬を使っていないので、雑草や害虫が湧いてしまいます。また、農家さんのように毎日活動できるわけではありません。そのため、みんなで協力してここまで育てて来た!という実感と、これからどのように調理しようかというウキウキ感でいっぱいになります。
農友さんの活動を本にするならどんなタイトルを付ける?
農友~「のうゆう」じゃありません「のうとも」です~
●自分の手を動かして野菜を育て、足を運んで農家の方々から話を聞き…と、全身で農業を体験しているところがとても魅力的です。そのとき感じたことを伝えてもらえれば、コロナの影響もあり、デスクワークに飽き飽きしている今日この頃の人々にきっと刺さると思います! by講元
●伝統野菜を無農薬で、大切に育てていることがわかります!ひとりで調理して食べるのも様々な工夫が出来て楽しそうですし、一緒に育てた仲間たちと囲んで食べる野菜は一段とおいしそうですね。安く大量に流通している野菜とはまた違ったおいしさや楽しみ方があってとても素敵な活動だと思いました。 by栗原
学生の商業出版を支援している「出版甲子園」では本にしたい企画を大募集中!
2021年度の応募期間は8/25で締切り、11/28に決勝大会を開催予定!
過去に39冊が出版甲子園を通して世の中に送り出されました。
詳しい応募要項などはHPや公式Twitterなどで確認してね!
Twitter:@spk17th
Instagram:@spk.picaso
HP:http://spk.picaso.jp/
Mail:shuppankoushien@gmail.com
取材してほしい!という学生団体・サークルさんも募集しております!
★ご応募はこちらから★
ちなみに…農友さんの一推しの書籍はこちら!
「湖国の食事(くいじ)」
私たちがお邪魔させて頂いた地域も掲載されている「湖国の食事(くいじ)」を紹介させて頂きます! この本のポイントは、この地に昔から息づく食を中心とした文化が紹介されている所です。 食という生活に根ざした見えない文化を知ってから滋賀を回るともっと楽しいと思うので、これから滋賀に来られる方におすすめです!
※個人出版に近い出版物となり、書店での購入が難しい書籍となります。