「新しい作品に出会うたびに自分の可能性が広がっていく」『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』炭治郎役・花江夏樹さんに学窓ラボメンバーがインタビュー!

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こんにちは!学窓ラボの齋藤、井上、谷本です。
私たちは、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(大ヒット公開中)を大学生に届けるPRを大学生自身が考える!という企画に参加し、「鬼滅の刃」のファンが何度も劇場に足を運びたくなるPRを考えました。

「映画の内容は原作で知っているから、観にいくか迷うな〜」
「原作とはまた違った、映画の見どころってどこだろう?」

そんな、原作を知っているからこそ観に行くかを悩んでしまう「鬼滅の刃」ファンの大学生に向けて、本作の主人公・竈門炭治郎を演じる、花江夏樹さんにインタビューをさせていただきました!

花江さんが「鬼滅の刃」に込めた想い、ご自身のエピソードからひと味違う映画の見どころをひも解きます。おもしろいだけに留まらない、「鬼滅の刃」の魅力にせまります!!


映画館ならではの迫力と臨場感にあふれる映像は、何回も観たくなる

―――本作で炭治郎を演じられる中で、花江さんご自身の熱量が一番こもっていると感じるシーンはどのシーンですか?

今回、映画の中に炭治郎の家族が久しぶりに登場するのですが、その家族とのシーンにはすごく気持ちがこもりました。炭治郎自身も感情がこもってたんじゃないかなって思って。

映画に登場する鬼、魘夢(えんむ)が、夢を操る術を使う鬼なんですけど、魘夢に対する怒りとか..。炭治郎が泣いたり怒ったりするシーンが多かったので、そこは感情がこもりましたね。


―――テレビアニメの時から素晴らしい映像が話題でしたが、映画館だからこそ観てほしいと思うところはどこですか?

まず音ですね。音がほんとにすごいと思います。列車の中を歩く音、汽車の上での戦闘シーンの周りの音などは、本当にこだわっています。立体的に聞こえて臨場感を感じられるところが、映画館ならではだと思います。

テレビアニメのときから、劇場で観ているような高いクオリティの映像でしたけど、やはり大画面で観られるのは本当に素晴らしいことだなって思います。テレビやスマホでも十分わくわくすると思うんですけど、やっぱり映画館で観ると、段違いに迫力を感じられて、圧倒されると思います。

特に「無限列車編」の話は音の迫力に圧倒されると思いますし、原作でも人気のある話で、僕自身もすごく好きなストーリーです。映画館で観られるのはうれしいですね。


―――「鬼滅の刃」では仲間との結束力も魅力ですが、声優という職業で「チームの絆」が生きているな、と実感した事はありますか?

声優の仕事は、いただいた台本をそれぞれが練習してきて、本番当日は二回ぐらいしか合わせないんです。相手の方のお芝居を初めて聞いて、それに合わせて練習してきたものとは違った受け応えをすると、自分だけじゃ出てこなかった発想やニュアンス、セリフの言いまわしが生まれて、みんなで合わせたときに変わってくるんです。
アフレコをするたびに「みんなでつくっているな」とチームワークを感じますね。


―――映画の中でチームワークが現れているな、と思うシーンはありますか?

みんなで盛り上がってわちゃわちゃしてるシーンや、ギャグシーンはみんなが自由に演じているので、そこはチームワークがいいと思いますね。今までやってきたからこそできる、ということをすごく感じるシーンです。


―――撮影中、思い出に残っているエピソードなどがあれば教えてください。

炭治郎の家族は襧豆子を除いて、一話で鬼に殺されてしまうんですけど、今回、久しぶりに竈門家の声優さんたちと集まって「久しぶりだね」って話をして、本当の家族みたいで。あったかい気持ちになりました。


―――何度も観たいという方も多いと思いますが、花江さんが思う「何度も観たくなるポイント」はどこですか?

僕は観た直後にもう一度観たいと思ったぐらいなので、たくさんあります。
やっぱり呼吸には注目してもらいたいです。技を出すところがほんとにすごい描き込み、すごいクオリティで映像になっているのでそこは何回も観たいです。一瞬のカットが連続して続くような感覚で、一回目は多分情報量に圧倒されてむしろなんとなく観ちゃうと思うんですけど、改めてゆっくり観たいなと思います。


新しい作品に出会うたびに自分の可能性が広がっていく。声優という仕事への想い

―――炭治郎は鬼に家族を殺され「鬼殺隊」に入隊したことで、成長を遂げていきますが、花江さんご自身の学生時代や声優人生で「成長のきっかけ」になった、と感じたことはありますか?

正直なところ、あまり学校に行ってなかったので思い出が少ないんですけど..。(笑)その時間に声優の勉強をしていたので、そういった点ではすごい有意義な時間だったかなと思います。

声優になってから成長のきっかけになったと思う作品は、全部の作品にあてはまっていて、ひとつひとつの経験、新しい役や新しい作品に出会うたびに可能性が広がっていくな、と思っているので、「これ」と決めるのが難しいですね。
しいて言えば、デビュー作や今までやった事がない役に挑んだ作品では、自分の中で変化があったタイミングが多かったですね。


―――花江さんが炭治郎の年齢の頃はどんな少年でしたか?

中学時代はみんなで遊びまわっていましたね。その頃からアニメや漫画がすごく好きで、ゲームも好きだったのでよく遊んでいました。
高校生の頃は、勉強に対する意味がちょっと分からなくなってしまって..。別にしなくてもいいじゃん、大学に進学してもやりたいことがないし、だったらもう働こうと思っていました。

中学生のころから美術が好きで、いろいろ想像したものを作品として作って、外に出すことが好きでした。自分の声で何かを作ったりお芝居も好きだったので、その頃から表現することに興味があったのかもしれません。


―――「鬼滅の刃」では、どんなに強い敵でも立ち向かい決して諦めない炭治郎たちが描かれていると思いますが、花江さんが「これだけは諦めない」と決めていることはありますか?

声優の仕事はすごく楽しいのでずっとやっていたいなと思いますね。諦めるとかじゃなく、ずっとこの仕事を続けていきたいという思いはすごくあります。
基本的に諦めないタイプなのでこれと決めるのは難しいんですが、声優以外の活動をやりつつも自分が帰るべきところは声優のお仕事だな、という思いがあります。


―――最後に本作を楽しみにしている大学生たちにメッセージをお願いします!

僕はあまり勉強が得意じゃなかったので、将来に向かって何かやりたいことがあって、頑張って勉強してるのは本当に尊敬できることだと思います。

目標を持って夢に向かう姿は本当にかっこいいと思うので、これからもその気持ちを忘れずに学生生活をエンジョイしつつ、頑張ってください!


まとめ

映画館ならではの音の迫力と、何度も観たくなる技の細かな描き込み、映像クオリティ。長年のチームワークが魅せるギャグシーン、花江さんがとても熱がこもったと話す、胸を揺さぶる夢の中の炭治郎と家族の再会。

花江さんご自身の声優に対する熱い情熱は、炭治郎がどんなに強い敵でも諦めずに向かっていく強さと重なって胸が熱くなりました。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、私たち大学生の背中を押してくれる作品だと思います。

ぜひ何度でも、映画館へ足を運んでみてください。

インタビューをしてくれたのは学窓ラボエンタメ部の三人!
左:ゆかちゃん、るいくん 右:ちひろちゃん


作品紹介


果てなく続く、無限の夢の中へー

蝶屋敷での修業を終えた炭治郎たちは、次なる任務の地、<無限列車>に到着する。そこでは、短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっているという。 襧豆子を連れた炭治郎と善逸、伊之助の一行は、鬼殺隊最強の剣士である<柱>のひとり、炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、闇を往く<無限列車>の中で、鬼と立ち向かうのだった。

2019年4月より放送を開始したアニメ『鬼滅の刃』。
家族を鬼に殺された少年、竈門炭治郎が、鬼に変貌した妹の襧豆子を人間に戻す方法を探すため、鬼を討つ組織<鬼殺隊>への入隊を決意することから始まる本作は、人と鬼の切ない物語、鬼気迫る剣戟、そして時折描かれるコミカルなシーンも人気を博し、国内のみならず全世界で注目を集めた。
そして2020年、TVアニメ“竈門炭治郎 立志編”に続く物語“無限列車編”が、劇場アニメーションとして描かれる。炭治郎たちが次に向かうは、闇を往く<無限列車>。多くの人が行方不明になっているこの列車を舞台に、新たなる任務が始まるー。

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』 大ヒット公開中
配給:東宝・アニプレックス ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable


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学窓ラボエンタメ部の活動を振り返って

ゆかちゃん 4年

私達が普段何気なく読んでいる映画記事の裏側には、多くの方の熱い思いと優しさが存在していることを学びました。また、自分の夢や目標を職業として叶えることは簡単ではありませんが、炭治郎たちや花江さんのようにその一瞬、一瞬を誰かのために強く生きてきた人だからこそ夢を掴めるのだと思いました。

るいくん 2年

花江さんの人柄や熱い想いに触れ、作品により一層愛着が湧きました。それと同時に、当たり前ですがその裏側にはたくさんの方が関わっていると気付きました。今後映画やエンターテイメントを観るときには、そういった裏側に注目してみたいと思いました。

ちひろちゃん 1年

花江さんが「声優」という職業に対してやりがいを感じていることが印象的でした。私も自分がやっててよかった!と心から思う職業に就きたいと考えるきっかけになりました。花江さんや炭治郎に倣い、辛いことがあってもポジティブに自分を鼓舞することが出来るような精神的に強い人間でありたいと思います。

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