#02.写り方編~300回以上のWEB面接に関わってきた!就職アドバイザー才木弓加のWEB面接塾
WEB面接で一番気になることといえば、自分がキレイに映っているかどうか、相手にどう見えているか、ということ。そこでWEB面接を300回見てきたという才木先生に、気になるWEB面接での映り方について聞いてみました!
WEB面接は「光」が命。ライトで顔を照らし、元気さをアピールがマスト!
TALK MEMBER
就活アドバイザー 才木弓加さん
20年以上のキャリアに基づいた独自の指導方法で大学・大学院などで就職対策セミナーの講師を務めるかたわら、自ら就職塾「才木塾」を主宰。
H.Rくん
早稲田大学4年
N.Sくん
法政大学3年
S.Rさん
青山学院大学1年
K.Rさん
中央大学1年
光を制す者がWEB面接を制す……!?
やはり気になるのは「映え」です。どうすればWEB面接の際、キレイに映りますか?
そうですね。やはり顔を明るく映すのが絶対に好ましいです。というのもWEB面接を担当する人事担当者の多くが「顔が明るく映ると、性格の明るさや元気さを感じる」と言っていることが多いからです。対面では肌で明るさや元気さを感じられるというものがありました。でもWEB面接だと限られた情報しか相手に伝わらないのですよ。だからこそ光の調節がとても重要になるのです。
でな、どうカバーすればいいんですか?
自撮りライトなどは安いもので1500円くらいでネットで購入できますので、そういったグッズを活用するのがいいと思います。やはり光の加減が顔を映えさせる一番のポイントとなりますので。もちろん部屋の明るさも影響します。ですから面接を受ける予定の部屋で、一度自分を映してみることが大切です。いまは大学の授業もオンラインですから、そこで自分がどう映っているか改めて確認しておくと良いでしょう。
モニター画面には、どれくらいのサイズで映りこむのがベストですか?
近すぎず遠すぎず、バストアップくらいのサイズで映りこむのがベストです。
なるほど。ありがとうございます!
「全身チェック」要望にもしっかり備えて!
あと、カメラに全身を映すことが求められる場合もあるので、それにも備えておいてください。というのもWEB面接では上半身はキチッとスーツを着こなしていても下半身は部屋着というケースの人もいると思いますが要注意ですよ。と言うのも、ある企業では質問の流れから「その場に立っていただくことはできますか?」という要望があったと聞いています。
一同 ええーっ!?
WEB面接時に下半身を部屋着のスエットで受けていた学生がいて、その要望に答えられなかったそうです。そうしたらその後「何か問題でもありましたか?」と立てない理由を深掘りされたようで、しどろもどろになってしまったそうです。
怖っ!!
どんな質問をされるかわからないですから、万が一立ってくださいという質問も想定して身だしなみを整えたり、PCを配置する必要があるといえますね。
音声トラブルに備えてPC+手元にスマホがWEB面接の基本!
スマホでWEB面接を受けるのはアリですか?
それはオススメしませんね。基本はPCで面接を受け、スマホは電話用に手元に置いておくのがいいと思います。WEB面接では音声トラブルがつきものです。ネットワークの接続に不具合が生じたらすぐに手元のスマホで企業に電話をし、面接の内容を補うようにしましょう。WEB面接では本当に何が起こるかわかりません。就活生は45万人いるといわれいますが、全員が高い意識をもちWEB面接に臨むべきだと思いますね。
文:村橋ゴロー
写真:榊 水麗
制作:vivace next
編集:マイナビ学生の窓口編集
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※座談会時感染症対策を行ったうえでマスクを付けて実施し撮影時のみマスクを外しております。