いまが頑張りどき。日本デビューの夢を叶えたNATUREの「心の支え」 #セルフライナーノーツ
就活や入学式、入社式……この季節は新年度に向けて、新たな環境に飛び込むための準備を進めている学生のみなさんも多いかもしれません。ワクワクする一方で、少しだけ不安も残るこの時期。みなさんは何を「心の支え」にしていますか?
2月12日に日本デビューシングル『I'm So Pretty -Japanese Ver.-』をリリースしたK-POPガールズグループ「NATURE(ネイチャー)」のメンバーも、日本デビューを果たし、今まさにみなさんと同じように新たな環境に飛び込んだアイドルグループといえるでしょう。そこで今回は、NATUREのみなさんに学生時代やデビュー前、そして日本デビューを控えている現在など、新しい環境に飛び込む前の「心の支え」について教えてもらいました。
文:於ありさ
写真:佐藤友昭
編集:学生の窓口編集部
【INDEX】
1.当時の自分を支えてくれた存在
2.日本デビューに懸ける思い
3.メンバーたちの支えは「ハルちゃん」
4.学生の女の子たちにも聞いてほしい1曲
【メンバー】
つらかった練習生・高校生時代を乗り越えて。当時の自分を支えてくれた存在
――学生時代は、何かと頑張らなきゃいけない場面も多いと思いますが、みなさんが学生だった頃や練習生時代、つらかった思い出は何かありますか?
私は15歳のときから練習生になったので、みんなが15歳のときにするようないわゆる「学生時代」を過ごしてきませんでした。今思うと、そうした「学生らしい」思い出がないのが、とても残念です。
――そんな周りとは違う生活をしなければならかった練習生時代。どのようにして乗り越えてきましたか?
当時からダンスが大好きだったので、練習をしていることが癒しになっていましたね。あとは、両親が支えてくれたのと、ペットのワンちゃんの存在も大きかったです。
あぁ、私も似たような経験がありますね……。
――というと……?
高校生のときに、「韓国でダンサーになりたい」という夢だけはあったんです。それを目指して毎日朝5時に起きて、ランニングをして、筋トレをして、腹筋を1000回して……。学校に行ったら授業中は爆睡して(笑)。放課後はダンス部の活動と、自主練をしてました。それを毎日繰り返して、鬼のように練習をしていたんですよ。そんな中、周りの友達は就職先や進学先をどんどん決めていって。「こんなに頑張ってるのに、自分は何も決まってない! 結果を残せてない!」って気づいたんです。そのときが一番きつかったです。
――それはつらいですね……。
でも「ここまで自分を信じて頑張ってきたのに、いまさら辞めるなんてもったいなすぎる。突き進むしかない!」って思ったんです。だから、アイドルになるか、ダンサーになるかはわからないし、韓国語もしゃべれないけど、韓国に行く資金を貯めるためにバイトを掛け持ちして頑張りました。とにかく自分を信じましたね。
――恐怖心はなかったんですか?
それはなかったです。親にも「行ってこい! ハルならできるんじゃない?」って背中を押してくれたので、本当に感謝しています。
「ハルちゃんのためにも成功させなきゃ」日本デビューに懸ける思い
――日本での活動は初めてですが、何か不安に思うことはありましたか?
そうですね。ハルちゃんの故郷で活動するのに、ハルちゃんが願ってたような結果にならなかったらどうしよう……という不安はあります。
そんな! 普段から「ハルちゃんの故郷で活動できることになってよかった」って、みんな喜んでくれてましたけど、そんなに真剣に思ってくれてたなんて感動です……。
だって、韓国でデビューしたときから、ハルちゃんが「日本で活動したい」って言ってたのを知ってたから。だから、夢が叶ってよかったけど、安心しきれないですよね。それに“最初”が重要ですから。今が頑張りどきだと思います。
日本の活動では、韓国の活動のときと周りのスタッフさんも違いますから、そこはうまくやっていけるか不安でしたね。学生の方も、環境が変われば周りの人も変わると思います。そういうときこそ、周りの人とのコミュニケーションを取ることが大切だと思います。
初めての日本活動。メンバーたちの支えは「ハルちゃん」
――では、現在みなさんの「心の支え」となっているものはなんですか?
ハルちゃんです!
私もハルちゃん! 彼女は褒め上手だから、いい先生!
ええ~うれしい。嘘じゃないよねぇ?(笑)
私もハルちゃん! 頼りにできる人がいるのは大きいなって。
私はハルちゃんと携帯! 慣れない土地である日本に来て、わからない言葉があっても簡単に調べられるから。携帯は「すごい友達」です!
私はメンバーのみんなと、親。あとはファンの方々ですね。日本のファンだけじゃなくて、韓国のファンも、国籍関係なくファンの方々が私たちを押し上げてくれたからこそ、ここまで来れたんだと思っています。
私はハルちゃんと、食べ物と飲み物です。日本の食事がおいしすぎて……(笑)。
私はハルちゃんとSNSかな。リーフ(ファン)のみなさんの応援をダイレクトに見られるのはうれしいです。
ハルちゃんと、実家のワンちゃんです。元気がないときとか、つらいときはビデオ通話を通してワンちゃんを見て、「うぅ……」って泣きそうになりながら癒されています! 今も思い出して泣きそうです……。
ははは(笑)。
日本デビュー曲は、学生の女の子たちにも聞いてほしい1曲に
――日本デビュー曲「I'm So Pretty -Japanese Ver.-」は、どんな曲に仕上がっていますか?
ワクワクしたメロディーに仕上がっています。歌詞も本当にかわいくて、より自然に聞けるように、日本語のイントネーションにも気をつけたので注目してほしいです。
女の子なら、メイクするときにちょっとテンションをあげたいなって思うじゃないですか? そんなときに聞いてもらえたらいいなって思います。
そうそう! だから学生や若い女性たちに聞いてもらって、私たちのファンになってほしいです!
――日本語でのレコーディングも初挑戦だったと思います。振り返ってみてどうでしたか?
みんな本当に日本での活動を楽しみにしていたんですよ。だから、(日本人メンバーである)私やスタッフさんが「もっと練習して」って言わなくても、自主的に練習していて。自然に歌えるまで繰り返し練習している姿が印象的でした。
ははっ! ありがとうございます! 逆にハルちゃんはちょっとでも頑張ってるとすぐに褒めてくれたので「褒めすぎだよ! 噓つき~!」って思ってました(笑)。
――では最後に、日本デビューの意気込みを『ネ/イ/チャ』を使ってあいうえお作文でお願いします!
じゃあ、いきましょうか?
ネ!
「NATURE(ネイチャー)」!
イ!
いらっしゃいませ~!
いやいや、関係ないじゃん!(笑)
「이제부터(イジェブト)」!(意味:これから)
チャ!
「ちゃんとアイドルします!」
おお~! 좋아 좋아(チョア チョア)! (意味:いいね、いいね)
はじめての活動で緊張はしていますけど、みなさんの温かい応援のおかげで元気をもらっているので、これからもっともっと頑張ります!
――本日は、ありがとうございました!
日本デビュー曲「I'm So Pretty -Japanese Ver.-」発売中!
【NATURE日本公式サイト】https://nature-official.jp/
【NATURE日本公式Twitter】@nature_japan83