馬場ふみかの上京物語。たぶん、わたしなら大丈夫。
自らを“女衒(ぜげん)”と名乗る男の復讐劇を軸に、夫のために出稼ぎをする中国人女性・李雪蘭(リ・シュウラン)や、見知らぬ相手と偽装結婚した中年男の運命が交錯するダークエンタテインメント『このミス』大賞ドラマシリーズ第2弾「名もなき復讐者 ZEGEN」。
その中で、故郷から遠く離れた日本で強く生きる李雪蘭を演じている馬場ふみかさんに、同じく故郷を離れて都会でがんばっているひとりの女性として共感する思いや旅立ちの際の決意、故郷への思いなどを聞きました。
INDEX
上京するときも、「わたしなら大丈夫」
ーー雪蘭は故郷を遠く離れて働きますが、馬場さんも故郷である新潟を離れて上京する際は勇気がいりましたか?
わたしは意外とすんなり来ました。自分の意思で「高校を卒業したら東京に行く」と決めて来ましたし、新潟はそんなに遠い距離でもないので、「行ってくるね!」って感じでした。
もともと生まれは東京ということもあってなじみもありましたし。友達がいたわけではなかったですけど、「たぶんわたしなら大丈夫だな」って思いました(笑)。
ーー心細さはあったと思うのですが、上京する際、心の支えになった誰かの存在や言葉はありましたか?
母とはよく電話をしていました。出てきたばかりの頃は、いろんなオーディションを受けて、でもなかなか受からなくて、レッスンして……という日々だったので、何かあるたびに母に電話していろいろ話して。母の存在は大きかったです。
今でもひとり暮らしは大変!
ーー東京に来て驚いたことや、ひとり暮らしを始めてたいへんだと思ったことはありますか?
今でもたいへんだと思ってます。私、苦手なんですよ、家のことするの。自炊したり掃除したり洗濯したり、毎日やらなきゃいけないのたいへんだな、って。
あと、渋谷駅ってめんどくさいなっていつも思います。東横線に乗るとき、「なんでこんなに縦に長いんだろう? 地下どんだけ潜ればいいんだろう?」って(笑)。井の頭線と東横線の乗り換えのときなんて「どんだけ歩くの?」みたいな。一駅ぶんぐらい歩いてる気持ちになるので、遠いなぁ〜、疲れちゃうな〜、って思います(笑)。
ーーたしかに(笑)。ちなみに、故郷である新潟の名物料理や名産品などはありますか?
新潟のお祭りの定番で、ぽっぽ焼きっていう黒糖の味のするホットケーキみたいなお菓子があって、焼きたてで食べるのがすごくおいしくて大好きでした。今でも地元の神社に行ったときに売ってたら必ず買ってます。
お仕事中も、いつも自然体
ーー馬場さんは、将来なりたい理想像や挑戦してみたいお仕事はありますか?
役柄的には、刑事とか、弁護士とか、医者とか、そういう難しいお仕事の役はやってみたいですね。たいへんそうだなと思いますけど、大人になったからこそできる役柄なのかな、とも思うので。
あとは、声のお仕事もやってみたいですね。最近同世代の役者さんもいろんな映画の声優をやってらっしゃったりしているので、そういうお仕事はもちろん、ナレーションなんかのお仕事もできたらいいなと思っています。
ーーモデルのお仕事と演技のお仕事の両方で活躍されていますが、意識を変えている部分はありますか?
「ここはモデルの現場だから」「お芝居の現場だから」というスイッチの入れ替えは実はそんなにしていないんです。現場に行って、そこにたくさんのスタッフさんがいて、共演者の方がいて、衣装があって、という環境になると自然と気持ちが入れ替わるというか。
モデルのお仕事は自分がどうというより“お洋服をよく見せること”がいちばんにあるので、そういった意味での意識の違いはありますけど、意外とその場に行くと自然に切り替わる気がしています。
ーー主演の阿部進之介さんと共演された感想はいかがですか?
阿部さんには、作品への向き合い方をすごく勉強させていただきました。シリアスなシーンの撮影前には阿部さんの方から「僕はこう思うんだけど、どう思う?」って話しかけてくださって、コミュニケーションをとりながら撮影できたので、引っ張っていただいてすごくありがたかったですし、撮影の合間には和ませていただきました。
新しい役柄への挑戦
ーー本作は重めなダークエンタテインメントですが、最初にオファーが来たときはどう感じましたか?
私が演じた李雪蘭は日本人ではないので、“中国人の女の子役”ということにまずすごくビックリしました。それに、いただいた台本に「ここは中国語で」というト書きがけっこう書いてあって。
中国語をまったく勉強したことがなかったですし、これまで中国語に触れる機会もなかったので「どうしよう、大丈夫かな」って思ったんですけど、作品自体はすごく面白いですし、彼女の人生を演じられるのならやってみたいなと思いました。
ーー本来話せる日本語をカタコトのように話すのは難しかったのでは?
そうですね。でも今回は、カタコトということはそこまで強く意識しないようにしようと監督とも話し合ったんです。もちろん、私がふだん話しているようなスピードではないですけど、彼女は“日本語がしゃべれる女の子”なので、あまりそこを意識しすぎない方がいいんじゃないかということになって。
ーー雪蘭を演じていて、自分と重なったり、共感する部分はありましたか?
彼女の人生はとても壮絶なものなので、なかなか共感できるところは少なかったんですけど、やっぱり私自身新潟から東京にひとりで上京して、ひとりでお仕事を始めたので、そういうところは自分と重なる部分かな、って。
もちろん、違う国に行くのとは全然話が違うと思いますけど、環境が変わったときの孤独さだったり不安な気持ちっていうのは私自身感じたことがあったので、そういうところは共感できました。
ーー雪蘭を演じることを通して学んだ部分はありましたか?
彼女の持つ愛の大きさにすごく影響を受けました。彼女の人に与える愛の大きさがとても大きくて、すごく素敵な女性だなと思いましたし、雪蘭を演じることができてよかったです。
文:落合由希
写真:佐藤友昭
編集:学生の窓口編集部
ヘア&メイク:八戸亜季子 スタイリスト:小笠原吉恵(KASK)
衣裳協力:シャツ UJOH、ワンピース malmute/ブランドニュース 03-3797-3673
ネックレス、リング LUCA JACK/CPR TOKYO 03-6438-0178
『このミス』大賞ドラマシリーズ第2弾『名もなき復讐者 ZEGEN』
最終回は10月17日(木) 深夜0時40分からカンテレで放送
※1~7話がU-NEXTで好評配信中!最終話は10月18日(金)午前10時配信開始
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