ブランディングデザイナーとは? 仕事内容や必要なスキル #美大進学のススメ
「ブランディングデザイン」という言葉を聞いたことがある人は多いかと思いますが、ブランディングデザインがどのようなものを指すのか説明することができますか?
今回はブランディングデザインの定義や、意外と知らないブランディングデザイナーの仕事内容、必須スキルについてまとめました。
1.ブランディングデザインとは
「ブランド」と聞くと、ブランドのバッグや、財布など高級ブランドの商品が想起されますが、ブランディングは高級ブランドだけでなく、商品やサービスはもちろん、企業や地域、そして特定の個人など、その対象は多岐に及びます。
一般的には、類似しているものとの差別化を図り、そのものの価値を打ち出すためのさまざまな活動のことを「ブランディング」と言います。
ブランディングにおいて最も重要なのはそのコンセプトです。コンセプトを元にして商品のデザインをすることや、PR活動を行うこと、キャンペーンを行うことなど、これらすべてブランディング活動と呼ばれます。
ブランディングデザインは、クライアントからの要望に応じて、ロゴや商品パッケージなど、コンセプトに基づきそれらをデザインし、視覚化していくことを指します。
2.ブランディングデザイナーになるには
どのような企業や、サービスのブランディングを行いたいかによって必要なスキルは異なりますが、基本的にはデザインのためにIllustratorやPhotoshopのスキルは必須と言えるでしょう。
ブランディングデザインは媒体を問わないため、幅広く活躍したい場合には、WEBや紙、時には空間などさまざまな知識が必要となります。
クライアントからの要望やコンセプトを深く理解し、それを体現する企画力と提案力、そしてコミュニケーション能力が求められます。
3.まとめ
商品ロゴや、商標、キャッチフレーズなど、さまざまな要素が組み合わさってブランドは認知されます。
企業の思いや、コンセプトといった目に見えないものを視覚化する作業は、なかなか容易なことではありませんが、自分が手がけたデザインが市場に出回ることは、大きな達成感が得られるでしょう。
ブランディングは人の消費行動の元に必ず存在するため、ブランディングデザインに長けた人はさまざまな業界や業種からニーズがあります。
個人のスキルを伸ばして、いろいろな媒体でデザインができるようになれば、更に活躍の場は広がるでしょう。