おすすめの泣ける漫画10選! 感動ストーリーで涙腺崩壊する作品とは?
熱い友情や切ない恋など、「泣ける要素」のある漫画はたまに無性に読みたくなるものですよね。豪快に泣けばすっきりしますし、ストレス解消にもなるでしょう。そこで今回は、おすすめの「泣ける漫画」をご紹介します。

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がっつり泣いてストレス発散!
泣ける漫画1.『ONE PIECE』(既刊89巻 ※2018年6月現在) 作:尾田栄一郎
海賊王を目指す少年・モンキー・D・ルフィと、その仲間たちの冒険を描いた作品です。かつて名をはせた「海賊王」ゴールド・ロジャーの遺産『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)』を巡り、世界の海賊たちが戦いを繰り広げます。ルフィたちの冒険には、大切な人との出会い、別れ、強敵との戦いなど、読者を引き付けるものがあります。特にルフィの兄エースの死には、多くのファンが涙を流しました。
泣ける漫画2.『SLAM DUNK』(全31巻・完全版全24巻) 作:井上雄彦
バスケットボール初心者の主人公・桜木花道がバスケ部の選手として成長していく姿を描いたスポーツ漫画です。バスケ部に入部したばかりの花道は全くの初心者でしたが、インターハイに進むころにはチームに欠かせない選手に成長します。そして、物語のクライマックスでは、けがを負いながらもライバルだった流川楓とのコンビネーションを決め、チームに勝利をもたらします。この試合の結末は感動的で、最も泣けるシーンの一つに挙げられます。
泣ける漫画3.『逃げるは恥だが役に立つ』(全9巻) 作:海野つなみ
主人公・森山みくりは実家に暮らしながら、父の元部下・津崎平匡の家事代行をしていました。しかし、父の定年をきっかけに両親は田舎に引っ越すことになります。みくりは津崎に「契約結婚」を持ち掛け、それに応じた津崎と共同生活を始めるのでした。恋愛経験の乏しい二人ですが、共同生活の中でお互いへの愛情が芽生えます。やがて試練を乗り越え、最後はハッピーエンドを迎えるのです。この展開には多くのファンが安堵すると共に涙しました。
泣ける漫画4.『かくかくしかじか』(全5巻) 作:東村アキコ
今や売れっ子漫画家となった東村先生の自伝的な作品です。宮崎に暮らす主人公は美大を受験するために絵画教室に通うことになります。この絵画教室には非常に個性的で独特の教育方針を持つ先生がいたのでした。東村先生と恩師との関係が非常におもしろく、話自体はコミカルに進みます。しかし「かつてあった自分」「もう二度と取り返すことのできない時間」が描かれており、そのはかなさが読者の胸を強く打ちます。最終巻は涙なしには読めません。
泣ける漫画5.『ハチミツとクローバー』(全10巻) 作:羽海野チカ
美大に通う学生、竹本祐太、森田忍、真山巧、花本はぐみを主人公に、彼らの周辺に起こる出来事を描いた青春群像漫画です。それぞれのキャラクターが抱える個人的な悩み・葛藤、そして人間的な成長が描かれます。一つひとつのエピソードに思わず涙してしまうこともありますが、最大の号泣ポイントは大団円です。最終回、タイトルに込められた意味が明らかになるとき、万感の思いと共に読者は大泣きすることになるでしょう。
泣ける漫画6.『赤ちゃんと僕』(全18巻) 作:羅川真里茂
交通事故で母を亡くした小学5年生の榎木拓也が、まだ赤ちゃんの弟・実を世話しながら奮闘するというストーリーです。家事に学校にと頑張る拓也、父親の春美、甘えん坊だった実、それぞれが周囲の助けも借りながら成長していく姿を描きます。登場人物に起こるエピソードの中にも泣けるポイントは数多いですが、最大の号泣ポイントは最終巻。本作の物語はこのラストのためにあったと思わされること請け合いです。
泣ける漫画7.『orange』(既刊6巻 ※2018年6月現在) 作:高野苺
ある日、主人公の菜穂の元に未来の自分から手紙が届きます。その手紙には、これから転校してくる「成瀬翔」のことを好きになるが、17歳の冬に翔が死んでしまうと書かれていました。菜穂と同じく未来からの手紙を受け取った仲間たちは、翔を助けるために奔走することになります。この「悲しい未来」を変えるために尽力する菜穂たちの姿が、胸を熱くさせます。号泣必至のラストは必見です。
泣ける漫画8.『聲の形』(全7巻) 作:大今良時
小学校時代に聴覚障害を持つ西宮硝子をいじめたことがきっかけで、長く孤立することになった高校生の石田将也。彼はかつていじめていたことを硝子に贖罪を果たすために、再び彼女に会おうとする……というストーリー。同じ苦しみを味わった将也が、かつて硝子が自分に優しさを向けてくれていたことを自覚するシーンや、再会後にお互いの気持ちがすれ違うもどかしい場面には、思わず心が締め付けられます。
泣ける漫画9.『ばらかもん』(既刊17巻 ※2018年6月現在) 作:ヨシノサツキ
自分の作品を酷評した人物に暴力を振るったことで、父親から長崎県の五島に送られた書道家の半田清舟。初めはその環境や島の人々を疎ましく思っていましたが、次第に打ち解け、いつの間にか清舟にとってかけがえのないものになっていきます。その過程の端々に「人の心の温かさ」を感じることができ、思わず読んでいる側も心温まり、時には涙するほど感動するのです。
泣ける漫画10.『僕の初恋をキミに捧ぐ』(全12巻) 作:青木琴美
心臓病を患い入院していた垣野内逞は、主治医の娘である種田繭と「20歳になったら結婚をする」という約束をします。しかしその後20歳までも生きられないと知った逞は、繭の元を去ってしまいます。二人の約束は果たされるのか……というストーリー。逞と繭の真っすぐな「恋心」が、タイムリミットが近づけば近づくほどつらく切ないものに変わります。その恋模様は涙なしでは読めません。
ハンカチなしで読めない、思わず泣けるおすすめ漫画をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか? 『orange』や『僕の初恋をキミに捧ぐ』などは実写映画化もされているので、漫画が気になったら映像で号泣してみるのもいいかもしれません!
(中田ボンベ@dcp)
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