インターンシップの種類と内容は? 選ぶ際の注意点も紹介
さまざまな企業がインターンを開催しますが、その内容は座額タイプや、グループワークタイプなど、企業によって違います。インターンの内容はその企業が実施する、インターンの期間によってその傾向も異なります。企業の名前でインターンを選ぶのももちろんですが、インターンの内容を見て、行き先を選ぶのもいいでしょう。今回はそれぞれのインターンで行われるプログラムの種類や、選び方のコツについてご紹介します。
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インターンの内容はどんなものが多い?
インターンで行われるプログラム内容は、大きく以下のように分けられます。
インターンの内容1:座学タイプ
企業説明やセミナーなど座学がメインとなるインターンです。業務内容や社史など会社の理解を深めることができます。一般的な「会社説明会」に近い内容と考えると分かりやすいでしょう。
インターンの内容2:グループワークタイプ
参加者をいくつかのグループに分け、グループワークやグループディスカッションを行います。課題に対して企画を立てたり、問題解決の意見交換を行い、その過程でどんな役割を担当し、どのような貢献をしたかが注目されます。
インターンの内容3:社内見学タイプ
社内を見学しながら、企業の雰囲気や業務内容について理解を深める、というタイプのインターン。実際に「働く現場」を見ることができる貴重な機会となります。
インターンの内容4:合宿タイプ
合宿の中で座学やグループワークを行うタイプのインターン。期間は1泊2日といった短いものだけでなく、1週間以上の長期合宿もあります。内容も、体育会系部活動の合宿のような雰囲気のものからレジャー寄りのものまでさまざまです。
インターンの内容5:業務従事タイプ
実際に会社業務を行うタイプのインターンです。企画や定例会議に参加したり、電話受付やメール対応などの通常業務、また社員に同行して営業現場を経験したりなど、本格的な業務に就くこともあります。
この5つのタイプのうち「座学タイプ」と「グループワークタイプ」が特に多く実施されるものです。というのも、昨今は1日のみの「1dayインターン」を実施する企業が多いため、そうした短い時間で行うことができるものが重宝されています。
インターンを選ぶ際の注意点は?
インターンに参加しようと思った場合、まずは選ぶ基準となるのが「志望する企業、または志望する業種の企業」でしょう。もし早い段階で就職したい企業が具体的に決まっている場合は、その企業が実施するインターンに参加するといいでしょう。またメーカーなど業界で絞っている場合は、その業界の有力企業のインターンに参加するといいでしょう。
その上で、「インターンの内容」にも注目し、自分の目的に沿ったものを選ぶようにすべきです。例えば「業界研究の材料集め」が目的であれば、業務内容よりも業界の実情を深く知ることのできる座学タイプが有用ですし、実際の会社の雰囲気を知りたいなら「社内見学タイプ」や「業務従事タイプ」がいいですね。
また、企業からのアドバイスや自分の能力を見定めたいのなら「グループワークタイプ」のものに参加して、担当社員からアドバイスを仰ぐのもおすすめです。
インターンは企業によってタイプも個性も異なりますから、参加する側も「目的設定」をすることを忘れないようにしましょう。目的が明確であればあるほど、インターン探しも楽になります。もちろん、何も考えずに参加するのではいい成果を得られませんし、そもそもインターン選考の時点で見透かされて落ちてしまいます。
明確な目的を持ってインターンに臨めば、たとえ1dayの短期間でも就活に役立つものが得られます。例えば、「企業研究」を目的としていれば、早い段階で企業情報が得られることは大きなメリットです。
インターンに参加する場合は、「自分の目的を明確にし、その目的のためにはどういったプログラムに参加すればいいのかを考えること」が大事だと覚えておくといいですね。
インターンは自分の視野を広げるという意味でも非常に貴重な機会となります。ただ、参加するには選考をパスしないといけない企業もあるため、魅力ある自己PRや志望動機作りのためにも、「目的設定」は怠らないようにしましょう。
(中田ボンベ@dcp)