インターンシップ後のお礼状の書き方【例文付き】
現在大学3年生の人は、もうすぐインターンシップが始まります。志望企業や気になる企業の「実際の就業体験」ができるインターンシップは、就活を成功させるために非常に重要です。そんなインターンシップでは、終えた後に先方に「お礼状」を送るのを忘れてはいけません。今回は、インターンシップに臨む前に覚えておきたい「お礼状の書き方」についてです。
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インターンシップのお礼状とはどんなもの?
お礼状というのは、その名のとおり「相手への感謝の気持ちをしたためた手紙」のことです。感謝の気持ちを手紙という形にすることで、相手に謝意が伝わりやすく、よりよい印象を与えることができます。
お礼状は「電子メール」「直筆の手紙」のどちらか、または両方で送ることになります。現在は電子メールで送るのが一般的になっていますが、実際に手紙を書いて送るほうがより丁寧な印象を与えることができるとされています。
ただし、企業によっては電子メールのみとしているところもあるので、あらかじめ受付方法を聞いておくといいでしょう。
お礼状を出すタイミングは、インターンシップを終えたらすぐが望ましいとされています。例えばメールで送る場合は、インターンシップ終了日か、遅くとも翌日中には送るようにします。また、手紙で送る場合は、終了から1週間以内に先方の手元に届くようにするのが理想です。
また、お礼状はインターンの日数に関係なく出すようにします。もしワンデー(1日限り)のインターンだったとしても、相手にお礼の言葉を伝えるのがマナーです。
インターンのお礼状はどんな内容にすればいい?
お礼状は大まかに以下のような構成になります。
1.相手の企業名・所属部署・名前
2.インターンのお礼
3.インターンの感想
4.結びの文
5.署名(自分の名前、大学名など)
このうち、インターンのお礼に関しては、自分を受け入れ、就業体験をさせてくれたことに対する感謝の気持ちをまとめればOK。重要なのは次の「インターンの感想」です。
例えば
・実際の就業を体験してどう感じたか
・会社の雰囲気はどう思ったか
・自分にとってどんなところがプラスになったか
・インターンを通じてどんな課題が見つかったか
などをまとめます。
また、「インターンを担当してくれた人事担当者個人に向けた感謝の言葉」を盛り込みましょう。丁寧に指導してもらったことへのお礼や、インターンシップで一緒に行動した中で印象深かったことなどを書くのがおすすめです。