松本のおすすめ観光地20選! 四季を感じる、美しき松本の魅力を紹介 3ページ目
日本一広い高原大地、松本市の東にある美ヶ原高原は八ヶ岳、浅間山、富士山そして北、南アルプスがパノラマで見渡せる高原です。山の上は牛の放牧場になっていて穏やかな風景が広がり、また数多くの高原トレッキングのコースもあって日本の山岳風景を見ながら歩けると人気のスポットになっています。
このあたりは多くの高山植物が花を咲かせます。たくましくも可憐な花々は訪れる人たちに笑顔を咲かせ、人々もその花々に元気をもらいながら歩き、心に残る風景は何度もリピートして訪れたくなる原動力になっているようです。車で訪れる方は、日本で一番標高の高い道の駅 美ヶ原高原や美ヶ原高原美術館も立ち寄ってみてください。足を伸ばしてビーナスラインをドライブするのがおすすめコースです。
松本のおすすめ観光地12.深志神社
松本駅から徒歩15分ほどのところにある神社深志神社は、大通りから少し裏路地を入った所にあり、市街地でありながらふと静けさにつつまれる空間です。
松本城の城下町は北の武家屋敷と南の町人地が中央を流れる女鳥羽川によって分けられていて、深志神社はその川南である南深志の地を守護する氏神様や、学問の神様である天満宮も祀っています。鳥居をくぐって拝殿、本殿と見事な造りで、そこまで大きな神社ではないのですが、朱色で統一された建物や鳥居の雰囲気、拝殿の入母屋造の精巧な造りは見応えがあります。
ドラマ「白線流し」のロケ地としても使われ、その風情のよさは素晴らしいものがあります。夏に行なわれる天神祭を初めとして、さまざまな祭事があり、地域の人たちにもおすすめのスポットとして親しまれています。
松本のおすすめ観光地13.源智の井戸
環境省による「平成の名水百選」に「まつもと城下町湧水群」が選ばれていますが、源智の井戸はその代表的なもののひとつです。実に400年の歴史を誇る、松本の誇りともいえる、由緒正しい井戸です。
夏でも水がキンキンに冷えていて、やっと信州に来た!という実感が湧きます。松本には湧き水の井戸が多くあり、ここに立ち寄った際には他の湧き水を巡ってみるのもおもしろいかもしれません。地元の人にとっては生活用水でもあり、水を汲みに来る人も多く見かけます。水場の規模としてもとても大きく、中央に配置された八角形の各辺から水が汲めるようになっています。水は近くの流量の多い用水路に流れていきますが、すべて周辺の湧水のきれいな水のせいか、所々にわさびの芽があります。自然の息吹が感じられる、爽やかな場所です。
松本のおすすめ観光地14.浅間温泉
浅間周辺に多くの古墳があることから、その昔天武天皇が行宮を計画した「束間の湯」とされているのが浅間温泉です。浅間温泉は北アルプスを望む高台に位置し、松本の奥座敷として発展し、昔ながらの土蔵づくりの宿から、近代的なホテルまで豊富に点在しています。思った以上に山間部ではない場所に温泉街があるため、温泉が好きな方は不思議な感じがするでしょう。しかし、浅間温泉に実際に訪れると由緒ある温泉のよさにとても心惹かれるはずです!
温泉の湯には美肌効果や滋養効果があるといわれていて、訪れた人はみんな肌がスベスベになって帰っていきます。多くの人が訪れる場所ですが、他の温泉街とは違い、比較的落ち着いた雰囲気があるので穏やかにしっぽりと過ごせる場所なのが特徴です。どの宿も景色がよく、料理のレベルの高さなど満足できるものばかりですよ。
松本のおすすめ観光地15. 乗鞍岳
標高3000メートルを越える日本百名山の一つ乗鞍岳ですが、びっくりするほど簡単に登ることができます。シャトルバスの終点から富士見岳の右側を進む登山道は緩やかな坂道となっていて、鶴ヶ池を見下ろしながら山頂へと向かう道が続きます。中盤からはだんだんと道が険しくなり、砂礫の道に始まり、岩場、凸凹の激しい道と続くため脚許に十分留意して登りましょう。最後の岩場は厳しいですが、山頂3026mに立つと、360度の大パノラマが迎えてくれます。槍ヶ岳他の北アルプスの山々や雲海から顔を出す御嶽山のほか、遠くには富士山も望めます。
登りきった後は感動に包まれますが、気圧が700ヘクトパスカルほどで空気が薄いので、体調管理には十分気をつけましょう。下りの方は登りよりも滑りやすいので慎重に進むよう、足の置き場に注意して下さい。少し歩きにくい場所もありますが、全体的に危険な場所もなく、スイスイと登れます。このお気軽感がこの山の魅力なのではないでしょうか。