【理系研究室訪問】英語が飛び交う国際派! 東京大学生産技術研究所松永研究室に潜入してみた!【学生記者】 3ページ目

わこ

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目次
  1. 東京大学生産技術研究所の正門! さあ中に入っていきましょう!
  2. 二つ目の研究室へ移動!
  3. キャンパス内の施設「デザインラボ」って何!?
  4. 松永先生に研究や学生に対する思いを聞いてみた

デザインと科学の融合!?「デザインラボ」とは

博士課程の李さんに、キャンパスの奥にある「 デザインラボ」も案内していただきました!この東京大学 生産技術研究所と英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)が共同設立した「RCA-IIS デザインラボ」は、科学技術とデザインを融合させた作品づくりを通して、将来どのようなことに役立つのか可能性を探っているそうです。ちなみに、李さんはデザインラボの第一期メンバーで松永研究室とデザインラボの両方で活動を行っているそうです。


▲「デザインラボ」は、大きな窓があり外から建物の中の様子が覗けます。


▲「デザインラボ」の中には、見たことのない斬新なアイディアの作品が並んでいました!


▲松永研究室の展示はもちろん、他の研究室からもいろいろな展示が飾られています。

中に入ると美術館や博物館のようにいろいろな展示がありました。現在は一般に公開されていないので、なかなか見ることができないレアなものだそうです。

どうでしたか? 二つの研究室の中にはたくさんの機器がありましたよね! 3D化された血管はとても細かく、リアルで驚き! 「デザインラボ」は東京大学生産技術研究所ならではの珍しい施設でした。未来にはどんなことができるようになるんだろうとわくわくします。もっとさまざまなお話をお聞きしたい……ということで、次は研究室に所属されている学生のみなさんにインタビューしてみました。

所属学生はどんな生活を? 研究についても聞いてみた!

研究室所属の学生の山本さん、薄葉さん、李さんに、お話を伺ってみました!

わこ:みなさんは、なぜこの研究室を選ばれたのですか?

山本さん:私は、実は違う大学の研究室にも所属しています。その研究室の先輩がこちらの研究室にも所属をしていて、その方の発表を聞いて興味を持ったことがきっかけです。

薄葉さん:私は、健康や医療に役立てる研究をしたいと思っていたからです。

李さん:私は、こちらの研究室で行われている研究に将来性があって、もっと注目されていくものだと思ったからです。

わこ:なるほど! やはりそれぞれきっかけや大きな目標があって、この研究室を選ばれているのですね。この研究室ならではの特徴などあったら教えてください!

薄葉さん:このキャンパス全体のことになりますが、大学院生しかいないというところですかね。その分、他の大学よりも落ち着いた雰囲気があるかもしれません。あと、少人数なので実験のときには大変なこともありますが、その分教授やスタッフの方と密にコミュニケーションを取ることができます!


▲学生のみなさんにお話を伺ったこの部屋はオフィスだそう! 秘書の方もいらっしゃいます。

わこ:研究室にいるときはどのような過ごし方をされているのですか?

薄葉さん:9時から夕方の6時が基本的なコアタイムですが、実際に活動する時間は、実験スケジュールなどによってさまざまです。自分の生活リズムを細胞のサイクルに合わせるというような感じですね(笑)。他には、デスクワークをやっていますよ。あとは、お互いの研究結果を共有するために定期的なミーティングも行います。

わこ:細胞中心の生活っておもしろいですね! この研究についての魅力ややりがいは何ですか?

山本さん:今までよく知られた材料を使っていても、新しいアプローチをすることで、現象を自分で変えられる可能性に魅力を感じます。

薄葉さん:私個人としては、作った血管をもとに、将来薬の開発に活用できるような結果を得られるところに感動します。

李さん:私は、血管の内側と周りの細胞を見るたびに、何か新しい発見があるところですね。

わこ:みなさん将来につながる発見があるところに、やりがいを感じているのですね! 先ほど山本さんは別の大学の研究室にも所属しているとお聞きしましたが、2つの研究室に所属してよかったところはありますか?

山本さん:研究について両方の大学の先生に意見を聞けるところや、情報をたくさん得られるところですね。

わこ:たしかに、他の学生よりも情報量が多くなって研究にも生かされそうですよね。逆に大変なところはありますか?

山本さん:そうですね、今はほとんどこちらの研究室にいるので基本的に大変なところはないです。ただ、たまに2つの大学を行き来するときがありますが、そのときは距離が遠くて少し不便を感じます。


▲机や棚はナチュラルな素材に統一されていました!

わこ:先ほどジョリスさんも英語でお話なさっていましたが、こちらの研究室は国際交流も豊かだとお聞きしました。

薄葉さん:そうですね。海外から研究員の方がいらっしゃったりします。私たちもオータムスクールやその他の多くの機会に海外を訪れて、海外の研究員の方とラボワークやディスカッションをしますよ。国が違うと研究の習慣も違いますから、自身の研究のヒントになることがたくさんあります! 私たちの研究室はフランスの研究機関とも共同研究をしていて、私も今週末から3ヶ月間フランスで研究活動をする予定です。

わこ:そうなんですね! 海外の研究員とお話する機会もあってとてもいい環境ですね。お話ありがとうございました。

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