フランスのおすすめ観光地20選! パリだけじゃない行くべき見所は? 5ページ目
以前はルイ15世広場と呼ばれていた「コンコルド広場」は、フランス革命時にはギロチン台が置かれ、ルイ16世やマリー・アントワネットなどが処刑された悲しい歴史のある場所です。凱旋門、ルーブル美術館、コンコルド広場はまっすぐの道がありますので観光するのに迷わず進めます。
中心部には、天に向かってまっすぐ延びる柱「オベリスク」がありこれは「Luxor Obelisk(クレオパトラの針)」で、エジプトのルクソール神殿から運んできたものだそうです。
フランスのおすすめ観光地17.ヴェルサイユ宮殿
日本からも半日観光でオプショナルツアーに参加する人が多いヴェルサイユ宮殿は、元々ルイ13世の狩猟用の館として作られ、大規模な造成と改築、改修で1682年に完成しました。
見所はたくさんありますが、フランスバロック建築のすばらしさ、トリアノン離宮に庭園内のマリー・アントワネットの村里……約800ヘクタールある広大な敷地をいかに効率的に回るかが時短見学への近道です。世界中からの観光客のあの混雑ぶりにはイラッとしてしまう人もいるかもしれません。
初めての人はパリの混雑する宮殿や美術館は旅行代理店のオプショナルツアーに参加することをおすすめします。団体用の専用入口からすっと宮殿に入り、日本語ガイドでじっくり歴史を含めた話を聞くのもいいでしょう。
フランスのおすすめ観光地18.サン・ルイ島(世界遺産)
落ち着いた雰囲気の小さな島、サン=ルイ島は西隣のシテ島と「パリ発祥の地」とされています。パリのほぼ中心で、住所はパリ1区、この島に住むのがステイタスという位の高級住宅地です。日本の大女優、岸恵子さんも住んでいらっしゃいます。
また、こちらサン・ルイ島にある老舗のアイスクリーム屋「ベルティヨン」は毎日行列ができるほどの人気店です。テイクアウトでの食べ歩きが有名ですが、隣接するティーサロンでも楽しむこともできるでしょう。トッピングやダブル、シングルなどのチョイスは日本と同様に楽しめます、街歩きの途中に立ち寄ってみてください。
フランスのおすすめ観光地19.シャンゼリゼ大通り
世界的観光地、シャンゼリゼ大通りはヴェルサイユ宮殿の庭園設計などを手がけたアンドレ・ル・ノートルにより整備され18世紀頃には特徴的な美しい並木道になり華やかな大通りとなりました。パリ各所の主要な広場(凱旋門、コンコルド広場など)ともつながっていてこのパリで一番華やかな通りは、常に世界中の多くの人が訪れています。広い舗道とカフェ、デパート、イルミネーションとその地にいるだけで胸が高鳴る、不思議な場所と感じる人もいるでしょう。
その東側延長上にあるのはチュイルリー公園、ルーブル美術館に続く道で、一直線上にパリの見慣れた光景が広がっています。
フランスのおすすめ観光地20.オペラ・ガルニエ
オペラ・ガルニエは1669年に作曲家ロベール・カンベーと、詩人ピエール・ペランにより設立されたフランス王立オペラを代表する由緒ある歌劇場の1つです。ナポレオン3世の帝政を称える記念碑的な経緯で1862年に建設が開始され、1875年に完成しました。
観客席は5階、総座席数2167席と、当時としては世界でも類を見ない大規模な物でその地下には、様々に趣向を凝らした巧緻な舞台装置が収まり最先端で豪華なオペラ歌劇が連日演じられ、王族や貴族も足繁く通いました。
「オペラ座の怪人」といえば、このオペラ・ガルニエが由来でなお、ガルニエの名称は設計者のシャルル・ガルニエにちなんで付けられています。
いかがでしたか? 有名な観光スポットからあまり知られていない観光スポットをご紹介しました。卒業旅行や友達との旅行でフランスを考えている人はぜひ参考にしてみてください。きっと思い出に残るすばらしい旅になるでしょう。
執筆者:つかさあおい(ナレッジ・リンクス)
学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。