【明治の先輩社員】乳食品営業部 マーケティング1G:吉岡祥太さん
明治大学経営学部卒。2010年入社。2017年4月より加工食品営業本部 乳食品営業部 マーケティング1Gに異動。乳食品の販売にあたって必要なマーケティングを担っている。
株式会社明治が取り扱う商品は、お菓子や乳製品、食品、飲料など多岐にわたります。今回はそのなかでも、チーズやマーガリン、バターといった乳食品の販売方針やプロモーション方法を考える仕事に携わっている吉岡祥太さんにお話を伺いました。
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今のお仕事はどんな内容?
入社してからしばらくは営業職を担当していて、今年の4月から乳食品営業部のマーケティング1グループというところに異動になったばかりです。乳食品営業部は簡単に言うと、チーズやマーガリン、バターといった乳食品の販売を取り扱う部署。その中で私は、これらの商品を店頭でお客様にもっと手にとってもらうにはどうしたらいいのかを検討し、販売方針やプロモーション方法を考えていく仕事をしています。
明治では日本全国に営業担当がいて、担当地区のスーパーのバイヤーや店舗担当者と商談を行い、商品を店頭に並べて頂いたり、チラシに掲載していただいたりしています。私のいる本社では、そういった営業活動をサポートするため、市場分析を行い、増量キャンペーンやパッケージの改良などお客様と商品をより結びつけるような企画を立てていきます。CMや広告を制作するのはまた別の部署ですが、我々は店頭でより多くの方に明治の商品やその価値を知っていただき、購入につながる施策を行っています。
たとえば今担当している商品ですと、お客様の健康意識に訴えかけるよう「脂肪分70%OFF」と「食物繊維配合」を打ち出したパッケージにしています。特に今までのマーガリンでは「〇〇OFF/〇〇カット」といった「減らす」部分のアプローチがメインだったところに、「食物繊維」というプラスの要素を追加したのが新しいポイントですね。パッケージカラーもグリーンを基調にして、より健康的なイメージを強めています。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
今年の4月までは、先ほどお話ししたような営業職を担当していました。まだ営業を始めてすぐの頃、あるスーパーさんとの商談で売り込んでいた商品を初めて導入いただいて、お店の平台(その日売り込みたいと思っている商品を並べるワゴンのようなスペース)に並べていただけたときはすごくうれしかったですし、今でも印象に残っています。商品を扱ってもらうには、やはり店舗との信頼関係が大切。いい商品だからといって最初から置いていただけることは少なく、何度も足を運んでやっと商談が成立するんです。営業での経験を通して、普段スーパーになにげなく並んでいる商品が、こんな経緯で店頭に並んでいるんだと知り、改めてものを売る大変さを実感しました。
現在担当している乳食品のマーケティング職ですと、スーパーなどで、自分が担当した商品をお客様が買ってくれている場面に出くわすと、やっぱりうれしいですね。明治が扱う商品のなかでもチーズやマーガリン、バターなどの乳食品は、嗜好品として買う場合が多いお菓子と比べて毎日口にする人が多いもの。いろいろな人の日常生活に、自分が担当している商品が関わっているという部分に、やりがいと責任を感じます。今後は、バターやマーガリンのCMに出てくる朝食シーンのような、幸せな食シーンにつながる商品を作っていくことが理想です。
今の会社を選んだ理由は?
就活の際は、食品メーカーや化粧品メーカーを主に志望していました。自分が普段接する機会の多いもの、よく使うものを作っている企業がいいと思ったんです。特に食品メーカーについては、おいしさによって人を幸せにしたり、健康に関する悩みを解決できたり……そんな商品に自分も関わりたいという気持ちがありました。
そんな中で明治を選んだのは、明治の商品が自分にとって身近だったからです。おいしくて健康にも繋がっていて、とにかく商品が魅力的というのが一番の志望理由ですね。自分がいいと思える商品を作っている会社で、いいと思えるものを売りたいと思ったんです。
あとは、説明会で話を聞いた会社の中でも、明治は温かみがあって人の雰囲気がよかったので、入社したいという気持ちを後押しされました。