【明治の先輩社員】乳食品営業部 マーケティング1G:吉岡祥太さん 2ページ目
▲学生時代の吉岡さん
吉岡さんのガクチカ(学生時代一番力を入れていた活動)は?
大学時代は4年間、配達のアルバイトをしていました。飲食店などのアルバイトとの違いは、アルバイトに任される裁量が大きいこと。配達の仕事はお客様の家に行って1対1でやりとりするので、学生アルバイトと言っても、誰も助けてくれる人がいないんです。トラブルがあったときの対応も自分で判断しなければならないので、未熟ながらも責任感を持ってやれたと思います。長い期間バイトを続けたことで後輩も増え、最終的には他のメンバーをまとめる役目を任されました。アルバイトでの経験を通して、咄嗟の判断力や対応力が磨かれたと思います。
仕事で役立っている大学生時代の経験は?
スポーツでしょうか。小学校から中学までは野球をやっていて、大学に入ってからはハンドボールサークルに所属していました。どちらもチームプレイですから、仲間と一緒に目標に向かっていくもの。そこで今にも繫がる協調性が養われたかなと思います。
仕事では営業職のころはもちろん、今のマーケティング職でもさまざまな人と関わるので、チームスポーツを経験しておけたことは、とてもプラスに働いているのではないでしょうか。野球もハンドボールも、練習や人間関係など厳しいことも多かったですが、それを乗り越えたことで、簡単には諦めない根性も鍛えられました。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
私は就活の時期になってようやく自分がどういう人間で、なにをしたいかを考え始めたんです。経営学部に入学したのも「幅広い分野のことが学べそう」というぼんやりした希望からだったので、具体的に将来なりたい職業があったわけではなくて。就活までは、自分がどういう人間なのかということを深く考えずに生きてきたので、すごく苦労しました。
就活をする上で「自分とはどういう人間か」ということを突き詰めて整理していくと、自然に進むべき方向性が見えてくると思うんです。方向性が見えてきたら、具体的に企業を調べたり、説明会に行ったりすればいいんじゃないでしょうか。あとは、先ほども言いましたが、仕事は本当に多くの人に関わるので、学生のうちから、なるべく積極的にいろいろな人と関わっておくと、相手の立場に立ってものを考えられるようになると思いますね。
就活時に思い描いていた「商品を通してお客様を幸せにしたい」という理想を、今のお仕事のなかで努力によって叶えつつある吉岡さん。自分がなにを考え、なにをしたいのかを学生時代に明確にできたからこそ、目指すべきものを見つけ、目標に向かってやりがいのある仕事ができるのかもしれません。
趣味:旅行
特技:ゴルフ
就活で受けた企業数:10社
就活で志望していた業界:食品業界・化粧品業界
現在の会社の魅力:自信を持って紹介できる商品
文・写真:イマーゴ
取材協力:株式会社 明治