学生団体GEILの代表に政策立案コンテストについて聞いてきた
こんにちは、学窓ラボ事務局の山田です。
テストが終わればいよいよ待ちに待った夏休み! 旅行にサークル、海に合宿など、期待に胸を弾ませながら予定を立てている人も多いのではないでしょうか。
もちろん、目一杯遊ぶことも大切ですが、長い長い夏休み。それだけにとどまらず、なかなか普段はできないような体験・チャレンジをしてみるといいでしょう。今後の人生や将来のキャリアを考えるためにも、ぜひさまざまな経験を積み、可能性を広げておきたいところですよね。
そんな意欲的な学生におすすめなのが、8月下旬に開催される学生団体GEILが企画する『学生のための政策立案コンテスト 2017』(
https://www.geil-waav.net/contest)
国の政策立案を学生ならではの視点で考え、なんとコンテストの優勝チームには実際に官公庁への提言のチャンスもあるんです!
今回は学窓ラボで、この学生団体GEILの代表にお話を聞いてみました!
GEILの団体理念や活動目的
「公共的な視点と合意形成能力を有した人材を輩出する」というミッションを掲げています。GEILに関わった全ての学生が、社会課題に向き合い、そして将来的に解決していくことがGEILの願いです。
普段行っている活動内容
複数の局に分かれ、コンテストの開催に向けて準備を行なっています。
以下、5つの局の役割を軽くご紹介しましょう。
◆ケース局…コンテストのテーマなどを扱い、官僚や学者などに対しヒアリングや交渉を行う
◆渉外局…企業などから活動資金や物品を募る
◆運営局…円滑なコンテスト運営を目指してコンテスト当日の流れを管理する
◆広報局…SNSやポスターなど、さまざまな媒体を通じてGEILの魅力を発信する
◆学生対応局…7泊8日間、80名近くの参加者さん一人一人に寄り添う
上記のような役割分担をして、メンバーみんなでイベントがうまくいくよう日々の活動に励んでいます。
団体全体の定期活動としては週に一度全体ミーティングを行い、それぞれの局の進捗状況を共有し、局の壁を超えてよりよいコンテスト運営に向けての議論を交わしています。
学生のための政策立案コンテスト2017について
学生のための政策立案コンテスト2017では、賞金40万円と官庁への政策提言権をかけて、初対面の4人グループで学生が政策を立案します。
期間中、政策立案やテーマについて勉強してきたGEILスタッフがケースチェッカーとして参加学生たちの議論をサポートするので、「興味はあるけど自分はそんなことやったことないから不安だな……」という人でも大丈夫! 机上の空論に留まるのではなく、コンサルテーションやフィールドワーク、官庁訪問などによって実際に問題に直面し、活動している社会人の方々の声を聞くことで、活きた政策の立案を目指します。
気になる今年のテーマは、「労働」。
ディーセントワーク、つまり「働きがいのある人間らしい仕事」を実現させるためにはどのような政策が必要なのか、7泊8日間じっくり議論してみませんか?
代表からのメッセージ
学生のための政策立案コンテストは、今年で18回目を迎える歴史あるコンテストです。
『政策や社会課題に関心があり、自分で政策を立案してみたい』
『チームで課題の解決策を考えたり議論したりすることが好き』
『実際に官庁へ政策提言してみたい』
『非日常を経験し、今の自分を変えたい』
そんなあなたにぜひおすすめです!
●学生団体GEIL2017 概要
▼申し込みはこちらから(7月15日23:59まで!)
https://www.geil-waav.net/contest
まとめ
「政治・政策について考えることや、初対面の人とのチームワークを進めることを楽しんでほしいのはもちろんですが、僕たちはそれを通して活動の目的である『公共的な視点と合意形成能力を有した人材を輩出する』ことを目指しているんです」
取材を進める中で出てきた、代表の岸さんのこの発言がとても印象的でした。
学生団体GEILは、学生だからこそ出てくるようなアイデアや視点を現役の官僚たちへ提供する場を作っていることに加えて、日本の将来を担う人材の育成という長期的な視点で活動しています。
ぜひこういった理念に共感する学生や、単純に興味ある学生も、この夏試しにコンテストに出場してみてくださいね。
学窓ラボ事務局・山田