社会福祉士になるには? 仕事内容や資格について知ろう
みなさんは、「社会福祉士」という仕事を知っていますか? 社会福祉士とは、身体的な問題、また経済的な問題で困っている人の相談を受け、問題を解決するための助言や支援を行うもの。「ソーシャルワーカー」とも呼ばれています。高齢化の進む現代社会になくてはならない職業ですが、今回はこの「社会福祉士」になる方法をまとめてみました。
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■社会福祉士の仕事内容とは?
社会福祉士は、肉体的ハンデキャップのある人や高齢者、また一人親家庭や生活に困っている人などの相談を受け、少しでも生活がよくなるようにアドバイスしたり、支援を行ったりします。そのため、主な職場は福祉系の行政機関や医療機関、また社会福祉士事務所になります。
■社会福祉士になるには?
社会福祉士は国家資格です。ですので、なりたい場合は「社会福祉士国家試験」を受け、合格しないといけません。ただし、誰でも受けられるわけではなく、受験資格を満たしている必要があります。交易財団法人社会福祉振興・試験センターによると、受験資格は以下のようになっています。
1.4年制大学で指定科目を修めて卒業した方
2.2年制(または3年)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(または1年以上)相談援助の業務に従事した方
3.社会福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業(修了)した方
4.社会福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した方
おおまかにはこの4つのルートになりますが、指定科目のない4年制大学や短期大学、また専門学校を経て養成施設に入学して学ぶという形でも、受験資格を得ることができます。