介護福祉士になるには? 仕事内容と試験について知ろう

編集部:いとり

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近年、非常に需要が増している仕事の一つに「介護福祉士」があります。その名前のとおり、身体介護や生活援助、その知識と技術を生かした介護指導などを主に行う仕事です。介護福祉士になりたい人は、どんな勉強や研修を行えばいいのでしょうか。介護福祉士の詳細な仕事内容と、介護福祉士になるにはどうすればいいかをまとめました。

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■介護福祉士の仕事内容はどんなもの?

介護福祉士は、社会福祉士・精神保健福祉士とともに「三大福祉国家資格」と呼ばれています。高齢者や身体障害者の介護や援助、メンタルケアだけでなく、要介護者の家族への介護指導、相談なども大事な仕事。介護施設で働く場合は、ほかの職員の指導や育成といったことも行います。まさに「介護のスペシャリスト」といえる仕事です。

■介護福祉士になるには国家試験を受けよう!

介護施設では、研修を受ける必要はあるものの無資格でも介護を行うことができます。しかし介護福祉士になるには、「介護福祉士国家試験」を受け、合格しないといけません。

介護福祉士国家試験の受験資格は以下のようになっています。

1.3年以上(在職期間3年以上、実働日数540日以上)介護などの業務に従事した方(平成30年3月31日までに3年以上の従事となる方を含む)で、実務者研修を修了した方(平成29年12月31日までに実務者研修を修了する方を含む)

2.3年以上(在職期間3年以上、実働日数540日以上)介護などの業務に従事した方(平成30年3月31日までに3年以上の従事となる方を含む)で、介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修(3号研修を除く)の両方を修了した方(平成29年12月31日までに喀痰吸引等研修を修了する方を含む)

3.高等学校または中等教育学校(専攻科を含む)において、福祉に関する所定の教科目および単位を修めて卒業した方(平成30年3月31日までに卒業見込みの方を含む)

4.特例高等学校(専攻科を含む)において、福祉に関する所定の教科目および単位を修めて卒業した後、9カ月以上(在職期間9カ月以上、実働日数135日以上)介護などの業務に従事した方(平成30年3月31日までに9ヶ月以上の従事となる方を含む)

5.EPA(経済連携協定)介護福祉士候補者として来日し、3年以上(在職期間3年以上、実働日数540日以上)介護等の業務に従事した方(平成30年3月31日までに3年以上の従事となる方を含む)

6.文部科学大臣および厚生労働大臣の指定した学校または都道府県知事の指定した養成施設において、介護福祉士として必要な知識と技能を修めて卒業した方(平成30年3月31日までに卒業見込みの方を含む)

少しわかりにくいですが、簡単にまとめると、「養成施設で学んだ人」「介護福祉系の学校で学んだ人」「実務経験を3年積んだ人」「介護福祉士として海外から来て実務経験を積んだ人」の4パターンです。

介護福祉士になるには、大学卒業後に養成施設に入学して受験資格を得たり、実際に介護施設で働きながら資格を得るということもできますし、資格取得の門戸は幅広いといえます。

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