内定解体新書for凡人学生(22)凡人学生に朗報!聞きにくいことは内定後に聞けば教えてくれるってさ
「企業にとって伝えるとデメリットが発生する情報は就活生は知ることが困難」と言いました。じゃあいつがベストなのか、内定を解体します。
――「内定後」でしょ!(軽く古い)
■エメリヤーエンコ・ヒョードルと僕
勘違いしている人がいますが、就活生は企業と対峙したとき、圧倒的に弱い存在です。一部の超優秀な学生ならば別ですが、凡人学生はエメリヤーエンコ・ヒョードル(過去に人類最強と言われていたロシア人)と僕くらいの戦力差があります。
また、売り手市場などと世間では言われていますが、企業側が奪い合うのは優秀な学生であって、凡人学生が悠長に構えていいことを示すものではありません。
そもそも新卒一括採用という風習は、働いた実績もなければ、何かできる保障もない学生を採用して企業側が0から育成することを前提としています。弱さがわかりますね。
しかし、内定後、多くの企業において企業と就活生の立場は逆転します。就活生は「内定者にランクアップ」したとき、強者となれるのです。