新入生必見! おすすめの第二外国語の選び方を徹底解説
高校生までは外国語の授業といえば「英語」ばかりだったのではないでしょうか。しかし、大学に入学すると多くの場合、第二外国語として、他の外国語も選択しなければなりませんね。みなさんは、第二外国語にどの言語を選ぶつもりでしょうか? 今回は、第二外国語の選び方をご紹介しましょう。
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■第二外国語の選び方その1.まずは自分の「好き嫌い」で考えてみましょう!
受講できる第二外国語は大学によってそれぞれ異なります。
・中国語
・韓国語
・ドイツ語
・フランス語
・ロシア語
・イタリア語
・ポルトガル語
・スペイン語
・ヒンディー語
・アラビア語
といった言語の中から一つを選択するのが普通ではないでしょうか。先生がいないと講義もできませんので、上記の全て、またそれ以上の言語の中から選択できるという大学は珍しいですね。3~5の言語の中から第二外国語を選ばせるという大学が多いでしょう。
さて第二外国語を選ぶ基準ですが、まず優先すべきは「あなたがどの言語を学びたいか」です。当然ですが、あなたに学ぶ意志がなければ勉強にも身が入らないでしょう。ですから、まずは「好き嫌い」を優先して考えてみましょう。
■第二外国語の選び方その2.その言語を母語としている人口で考えてみましょう!
「その言語を学ぶことで将来役に立つか」という視点で考えるなら、その言語を世界でどのくらいの人が使っているか、ネイティブスピーカーの人口(母語人口)が参考になります。
・中国語:8億8,500万人
・スペイン語:3億3,200万人
・ヒンディー語:2億3,600万人
・アラビア語:2億人
・ポルトガル語:1億7,500万人
・ロシア語:1億7,000万人
・ドイツ語:1億人
・韓国語:7,500万人
・フランス語:7,200万人
・イタリア語:5,700万人
※「中国語」とまとめていますが、その中には「北京語」「広東語」などがありそれぞれ異なっています。
⇒データ出典:文部科学省「世界の母語人口」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/015/siryo/05120501/s003.pdf
例えば、卒業してから商社に勤めたりすると、諸外国の人と交渉しなければならないこともあります。母語人口の多い言語を選んで学べば、役に立つ確率は上がりますね。もちろん世界では英語を公用語・公用語に準じる言葉としている人口が一番多いのですという事実はありますが。