こんな会話はマナー違反! 周囲から嫌われる話し方のタブー5選
大学生のみなさんには、人と話をしている中で、「なぜか相手を怒らせてしまった」「話がいまいち盛り上がらない」という経験はありませんか? もしかしたら、あなたの話し方に問題があるのかもしれません。ではいったい、どうすれば気持ちのいいコミュニケーションをとることができるのでしょうか。ここでは、日頃から気をつけたい話し方のタブーを5つご紹介していきます。
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1)汚い言葉や否定形を多用する
親しい仲だからといって、暴言に近い言葉を使っていませんか?自分では軽い気持ちで言ったつもりでも、相手がどう受け止めるかはわかりません。その場では笑ってすまされても、なにかトラブルがあったとき、「あの言葉は傷ついた!」というように後々掘り返されてしまうこともあります。そのため、言葉選びは十分に気をつけましょう。親しい仲でも、常に「この言葉を言って相手はどう思うだろうか」ということを意識する。そして、お互い気持ちの良いコミュニケーションをとれるよう気を配ってください。
また、悪気はなくても「無理」「嫌だ」というように否定の言葉を多く使うクセがついている場合も要注意です。このような否定の言葉は、相手が自分の思っている以上に「強く否定された」と思ってしまいます。否定をする時には、どうしてそう思ったか理由を一緒に伝えてあげると、相手も納得しやすくなるでしょう。
2)全て自分に置き換えて話をする
相手が話した内容について「自分だったらどうするか」を伝えたり、自身の経験話にすりかえてしまっていたりしないでしょうか。気づくと相手より自分の話が中心になっている。そんな経験は、意外と多いものです。しかしそれでは、相手の話を聞いていないのと同じことになってしまいます。
つい自分のことを話したくなってしまう方は、話の内容をよく聴くとともに、「相手はどういうことを自分に求めているのか」を考えてみるといいでしょう。例えば話の内容が悩み事や相談の場合、相手は「共感してほしい、私の気持ちを理解してほしい」と思っています。このような際には解決策を先に提案するより、「○○だったんだ、大変だったね」など相手の言ったことを短く繰り返しつつ、心情をくみ取ってあげましょう。そして相手が全て話きったところで、「一緒にどうすればいいか考えよう」というように解決へ導いてあげるのがおすすめです。
3)結論を後回しにする
なにか結論を伝えるときは、悪い結論であればあるほど気をつかうものです。そんな際に起こりやすいのが、「結論を後回しにして理由や言い訳をする」ということ。実はこの話し方、悪い結論を伝えるときには、相手をいらだたせてしまう可能性もあるので要注意です。
相手は言い訳や理由を聞くよりも先に、「結果、どうなったのか」を知りたがっています。それを先に言い訳をダラダラと話し続けてしまうと、相手がいらだつだけでなく、話が分かりにくくなっていってしまいます。相手に気持ち良く、かつ、わかりやすく話を伝えるためにも、結論が先で理由・説明は後という順番を覚えておくといいでしょう。