こんな会話はマナー違反! 周囲から嫌われる話し方のタブー5選 2ページ目
4)相手の話の腰を折る
相手がまだ話しているのに、「それって○○ってことでしょ?」と話をさえぎって、答えや結論を言ってしまうことはありませんか。また、相手の言葉にかぶせて自分の言葉を言っていないでしょうか。
人は、自分の話は最後まで気持ちよく話したいものです。それを途中で止められてしまえば、相手によっては怒ったり、不快に思われたりしてしまいます。また、相手から話を聞いてくれない人、せっかちな人と思われてしまう原因ともなるでしょう。たとえ途中で答えがわかったとしても、相手の話はきちんと最後まで聞く。これが最低限のマナーです。
5)反応が薄い
「いまいち人と話が盛り上がらない」という方は、話を聞いている最中に無反応になってしまっているかもしれません。相手は話をしながら、あなたの反応を見ています。相槌やリアクションがある人に対しては、「もっと話したい!」と思って相手はどんどん話してくれるもの。しかし無反応、あるいはスマートフォンを操作しながら聞かれる等の状態では、「面白くないのかな」と思って相手は話をやめてしまいます。想像してみても、無反応の相手に延々と話をし続けることは難しいですよね。
話を聞く時には相手の言ったことを繰り返す「復唱」を取り入れると、相手は「話を理解してくれているな」と感じて安心します。また、相槌もただ「うん、うん」と頷くだけでなく、「そうなんだ、すごいね!」などレパートリーを研究して増やすといいでしょう。そしてリアクションは、少しオーバーと思うくらいの身振り手振りを取り入れてみてください。すると、「あなたの話を聞いていますよ」というメッセージを相手に伝えることができるでしょう。
相手と気持ちよくコミュニケーションをとるためにも、この5つのタブーを覚えて常に意識しながら話すようにしてみてください。きっと、相手との会話が盛り上がるようになりますよ。
執筆者:高橋 みお(ナレッジ・リンクス)