国立も私立もやっぱり高い! 大学の「医学部」の学費って実際どのくらいなの?
大学の一般的な学部と比べ、桁違いの学費が必要となる医学部。みなさんも「医学部はお金が掛かる」というイメージを強く持っているのではないでしょうか。では、具体的にどれくらいの学費が必要になるのかご存じですか? そこ今回は、大学の「医学部の学費」について紹介します。医学部志望の方は、この機会に学費の概要を知っておきましょう!
■私立は2,000万円以上! 4,000万円以上の大学も……
まずは私立大学医学部の学費から見ていきます。私立大学の医学部の中で最も偏差値が高いとされている、慶應義塾大学医学部の学費を調べてみました。
●慶應義塾大学医学部の学費
・入学金……20万円
・在籍基本料……6万円
・授業料……300万円
・施設設備費……34万円
・実験実習費……19万円
・その他費用……3,350円
初年度合計……379万3,350円
慶應義塾大学医学部では、初年度は379万3,350円。次年度からは入学金と学生健康保険互助組合加入費100円を除く359万3,250円となります。6年間トータルでは、
2,175万9,600円
となります。他の有名大学では、順天堂大学の学費が6年間で2,080万円、東京慈恵会医科大学の学費が2,250万円となっており、6年間トータルで2,000万-2,500万円という大学が多く見られます。ただし、中にはさらに高額な大学もあり、例えば帝京大学医学部の学費は6年間で4,082万5,090円(2016年度)、川崎医科大学は6年間で4,550万円という高額な学費となっています。
ちなみに川崎医科大学の4,550万円の内訳は、
●初年度
・入学金……200万円
・教育充実費……650万円
・授業料……200万円
合計……1,050万円
●次年度以降
・授業料……200万円
・教育充実費……500万円
合計……700万円
6年間合計……4,550万円
と、なっています。このように大学によってその内訳や金額は大きく異なりますようですね。