男2人で大号泣!『ボクの妻と結婚してください』試写会レポート【学生記者】
こんにちは!國學院大学の渡邉です。
2016年11月5日、映画『ボクの妻と結婚してください。』が全国公開されます。私は学生記者として11月5日の公開に先立ち、先日10月20日にTOHOシネマズ川崎で開催された試写会に参加しました。かなり衝撃的なタイトルですが、タイトルを見ただけでは映画の内容が想像できない人も多いのではないでしょうか? 実際私もその1人でしたが、映画を観た後は全てがしっくりきました。ちなみに、上の写真は観賞前のもので「キリッ!」と澄ました表情で写っていますが、観賞後はボロボロ泣いていました(笑)。今回は、そんな映画本編の魅力や劇場の情報について、ぜひみなさんに紹介させていただきたいと思います。
●当日の雰囲気
試写会の会場のTOHOシネマズ川崎は、JR川崎駅から徒歩5分というアクセスのよさ。私も当日初めて川崎に来ましたが、映画館までの道のりもシンプルで迷うことなく行けました。商業施設の中にあるので、映画を観るついでに買い物を楽しむこともできそうでいいですね。
□TOHOシネマズ川崎
https://www.tohotheater.jp/theater/010/access.html
●あらすじ
テレビ業界で働く敏腕放送作家が余命宣告を受け、愛する家族の未来のために妻の「最高の結婚相手」を探しだす……、ある男の一風変わったエンディング・ノート。AD、芸人、リサーチャーから婚活本の著者まで、信頼できる仲間たちに助けを求めながら、三村修治はひたすら走る!果たして、妻の結婚相手を見つけることができるのか――?
●感想レポート
主人公の修司は、余命宣告をされて悲しむどころか真っ先に家族へ向けて人生最後の企画を考えるのですが、「もし自分が同じ状況になったらどうするか」つい考えてしまいました。「自分だったら残された家族のことを考えても、妻の結婚相手を探すなんてできないよなぁ……。」、「でも、家族のことを考えたら、それが幸せなのかなぁ……。」と自分のなかで葛藤してしまいました。
一方で、「もし奥さんの立場で自分の夫から結婚相手を紹介されたら、いったいどんな気持ちになるんだろう?」、という思いも巡ります。純粋に家族が幸せになってほしいと願い、奮闘する修司の姿には胸を打たれました。ラストにある、彩子の発言で、それまでのもやもやが一気にスッキリします。これについてはネタバレになってしまうので、映画を観ていただいてのお楽しみ。
一緒に観に行った友人は、「『火垂るの墓』を観ても泣かない」と豪語するほど涙とは縁遠い人間なのですが、最後にはしっかり涙を流していたので驚きました。ポスターにある「感涙度80%」は伊達じゃありません。映画好きな学生はもちろん、最近涙を流す機会がなかった人にもぜひご覧いただきたい作品でした。
●クレジット
□出演
織田裕二、吉田 羊、原田泰造 、込江海翔、森カンナ、眞島秀和、佐藤ありさ、前川泰之、大塚千弘、小堺一機、大杉 漣/高島礼子
□監督
三宅喜重
□原作
樋口卓治『ボクの妻と結婚してください。』(講談社文庫)
●関連情報
□公式HP
http://bokutsuma-movie.com/
□予告動画
文・渡邉