日大生必見!! 日本大学本部主催の留学プログラム「ケンブリッジ・サマースクール」って?【学生記者】
みなさん、こんにちは! 日本大学法学部4年のヒラリーです。
そろそろ夏休みも終わりが近づいていますね。なかにはもう学校が始まっている人もいるのでは? みなさんはこの夏どこかに旅行、留学等に行きましたか? 今年はどこも行けなかったと……いう日本大学の大学生(以下、日大生)に、ぜひ行ってほしいところがあります! それは日本大学本部が主催するサマースクールです。日本大学のサマースクールは、ケンブリッジ(イギリス)とエリザベスタウンカレッジ(アメリカ)に毎年8月の1か月間滞在するプログラムになっています。今回は、私が参加したケンブリッジのサマースクールにスポットを当てていきます。
ポイントその1: 参加資格は日本大学に在籍する学生
私が参加したケンブリッジ・サマースクールのSLコースというコースは日大生の1~3年なら学部を問わず誰でも参加できます。そのため、他学部との交流ができ、友だちもできやすいです! そのつながりは今でも続いていますし、年に1回は飲み会を開いて集まっているほど(※日本大学は学部一個で1つのキャンパスなので、他学部との交流することや他学部の講義を受けることは地理的にも物理的にも難しいんです)。
「日本大学の4年生・院生でも参加できるプログラムはないの?」という先輩方には、PGというコースもあるので、挑戦してみてはいかがでしょうか(※ただし、このコースは大学院への進学を前提にしているため内容が専門的で、レベルが高いです。そして、参加資格もSLと比べて少し厳しい点にも要注意。くわしいことは日大の国際交流課のホームページを見ましょう)。
ポイントその2: 授業が豊富!
次は、授業についてご紹介します。授業の数は全部で7個あり、その中から好きな授業を選択することができます。私が受けたのは「Contemporary British Society」という授業。これはいわゆるイギリスの現代社会制度・文化を学ぶ授業です。簡単に言えば、イギリス版の「公民」と言えるでしょう。最後の土日にイギリスの田舎の町を実際に見るため、Ely(いーりー)という町まで校外学習に行きました(ちなみに、「本当にあった!!イギリスの怖い話~」の中にある「コーヒー事件」はケンブリッジ駅とEly駅の間の駅で起こりました)。Elyでは教会の屋上まで登ったり、市場を見に行ったりしてイギリス人の田舎での生活ぶりを見ることができ、とてもおもしろかったです。
こちらは教会の長~い螺旋状階段を登り切り、屋上に到達したときの様子。あまりにも階段の段数が多すぎて疲れましたが、登り切ったときは最高の気分でした。
これは教会の近くにあった大砲の記念碑で、「私が大砲に撃たれている図」。何十テイクも撮りました(笑)。大砲がこの町にある理由は、第1次大戦時に多くの兵士を町から出して戦力の貢献をしたことから、当時の王からもらったということです。
他には、イギリスの模擬国会、模擬裁判、判例研究、法制度を学ぶ「Introduction to English Law」も受けました。実際に現地の裁判を傍聴しに行くことができるなど、なかなかおもしろかったです。研修終了後、イギリス法をもっと深く学びたいな~とも思うようになりました。
こちらは模擬裁判の様子。学校近くの施設まで行きました。かつらがほこりまみれで鼻がムズムズしたな~(笑)。ちなみに私は裁判長役でした。
7つの授業のうち、1つ(SL2というコースの場合、もう1つは語学クラス)か2つ選んで受けられます。ちなみに、自分の専攻とは違う分野の授業を受けることも可能です。例えばですが、経済学部生が法律の授業を受けることもできます。自分の専門とはまた違った分野を学べるのもうれしいですよね!