小さい頃に苦労したことの1つといえば、箸の持ち方ですよね。親から厳しくしつけられ、矯正器具を付けて何度も練習したなんて人もいるのでは？ 子どものときはそれだけがんばっていても、結局クセが直らなくて、大学生になった今でもお箸をうまく持てないという人もいるはず。そこで今回、お箸の持ち方に自信があるのかどうか大学生のみなさんにアンケートしてみました。

■正直、お箸の持ち方に自信はありますか？

ある……125人（45.1％）
ない……152人（54.9％）

なんと多数派になったのは自信がないという意見でした。未だにお箸の持ち方にコンプレックスを抱いている人は多いのかもしれません。では、ある・ないそれぞれの理由やエピソードを聞いてみましょう。

＜自信がある＞

●親のしつけ

・子どものときからマナーは厳しく教えられたため（女性／25歳／その他）
・小さいときから両親に言われていたので（男性／20歳／短大・専門学校生）
・親に教えこまれていたから（女性／19歳／大学2年生）
・左利きだが、箸だけは右で持つように矯正され、きちんとしつけられた（女性／23歳／大学4年生）

左利きの人は、お箸だけ右に直されることもありますよね。利き手じゃないからこそ、何度も練習してきれいな持ち方を習得したのでしょう。

●よくほめられる

・おはしの持ち方きれいとほめられたことある（女性／19歳／大学2年生）
・先生にほられたから（女性／20歳／大学3年生）
・箸の持ち方はよくきれいと人から言われる（女性／20歳／大学2年生）
・昔からきれいな持ち方だとよくほめられていたから（女性／19歳／大学2年生）

自分では正しい持ち方なのかどうかわからないものですが、まわりから「きれいな持ち方だね」といわれれば自信が出てきますね。

●自分で直した

・2、3年前に変だと思い、自分で直したから（男性／20歳／大学3年生）
・ちゃんと直したから（女性／19歳／大学2年生）
・前は上手に持てなかったけど、きちんと直したから（女性／20歳／大学3年生）
・昔、勉強会をして直したから（女性／21歳／大学4年生）

大人になってくると、気になる異性と食事に行くことも出てきます。そんなとき、変な箸の持ち方だと恥ずかしいですよね。今になって直しはじめたという人もなかにはいるようです。

●苦手意識がない

・特に苦手だと思わないから（女性／20歳／大学3年生）
・普通に使いこなせるから（男性／21歳／大学4年生）
・正しい持ち方を調べて試してみても普段のフォームと変わらないから（男性／21歳／大学3年生）
・間違った持ち方はしていないから（男性／23歳／大学4年生）

正しい箸の持ち方などマナーを紹介するテレビ番組を観て、自分はちゃんとできていると自覚することもあります。食べ物をつかみにくいといった苦手意識がなければ自信も出てくるでしょう。