絶対に後悔しない! 留学計画のつくり方。【学生記者】

圭世

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こんにちは! 九州大学の圭世です。
前回は、大学生が留学する方法のひとつとして、自分で留学計画が立てられる「トビタテ!留学JAPAN」について紹介しました。今回は、トビタテに限らず留学を検討している人たちに向けて、どのように留学の計画を立てればいいのか、留学に関する情報を幅広く集めた経験を持つ私なりの考えを順を追ってお伝えしたいと思います。

ステップ1.なぜ留学するのか?

まず、留学の目的を考えることが一番大切です。パッと思いつく答えは「語学の向上」だと思いますが、できればその他の目的を考えてみてください。語学の向上はもちろん大切な目的ですが、もっと自分の想いを深めてみてください。

どうして留学に行きたいと思ったのか?
留学に行くことでどんな力を身につけたいのか?
留学先でどんな経験がしたいのか?
留学後どんな自分になっていたいのか?
留学を将来どう生かしたいか?

などなど、問いを繰り返しながら目的をより具体化していることをおすすめします。

自分自身に向き合って、留学の目的を過去と現在と未来を踏まえて考えられると、留学中も道を見失わずに進むことができます。留学先ではきっと、楽しいこともあれば辛いこともあります。想定外のことも、不安になることもあります。そんな中でも「自分はこういう想いで留学に来て、こんな自分になるんだ!」と思うことができれば、自分の不安や周囲の状況に惑わされることなく充実した留学ができると思います。

ステップ2.いつ留学するのか?

私自身はこの問いに翻弄させられました……。というのも、私が留学を決意したのは大学3年生の冬で就職活動真っ只中。学費の負担も考えて交換留学をはじめは検討していたのですが、留学の申し込みと審査、卒論の関係で交換留学なら2年間の在籍延長が必要でした。それならばと、一般のエージェントを利用しようと考えたのは4年生になる春。実際にエージェントに行ってみると、今度は予想外の高額の見積もりを知り、慌てて奨学金を探しましたが、ほとんどが1年以上前に申請しなくてはならず締め切り済みという状態でした。最終的には「トビタテ!留学JAPAN」に通ってお金の問題は解決しましたが、自分の行きたいところに制約なく行くためにはとにかくできるだけ早く行動して、時期を決めることをおすすめします。

時期を決める際には、自分に関わるできるだけ多くの人に相談してみてください。両親、教授、友人、留学経験者、エージェント、留学課や学生課の方々……。時期や期間によって、自分では行けると思っていても難しいこともあります。例えば卒論、留学先への申込や奨学金の申込、授業の取得単位数など、自分だけでは把握しきれない問題や変更できない時期もあるからです。

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