海外で家造りをする大学生!? 立命館アジア太平洋大学の「ハビタットAPU」に話を聞いてみた! 2ページ目
――ハビタットAPUとしての今後の展望、また山中さんご自身の将来の展望があれば教えてください。
山中さん 今年で10周年という節目の年となりました。APUの中で10年以上続いているサークルはそう多くはありません。ですので、まずはこれからもハビタットAPUが存続していくように、自分たちの活動一つ一つに心を込めていくことが大切だと思います。
――これまで以上により誠心誠意気持ちを込めて活動に取り組んでいくと……。
山中さん そしてこれから何年か後には自分もハビタットAPUを去るわけですが、新しい場所に行ってもこのハビタットAPUで培ってきた経験は非常に役に立つと思っています。そして社会に出ても、HFHやハビタットAPUのことを忘れずにまた家を建てに行けたらいいなと考えています。
――読者には大学生の他に大学入学前の高校生、中学生も多くいます。彼らにメッセージをお願いします。
山中さん 僕は小学1年生から高校3年生までサッカーを続けていましたが、大学に入ったら今までと違うことをしてみたいと思い、思い付きでハビタットAPUに入りました。入った理由は海外に家を建てに行くというインパクトがあったからです。もともとおせっかいで人のために何かをするのが好きだったので、それが要因の一つかもしれませんが……。
――最初からボランティアをしたかったというわけではないのですね。
山中さん そんな僕でもボランティアの道に進むことができました。何か新しいことを始めるときってすごく不安ですよね。実際僕もそうでした。でも入ってしまえば、あとは続けるだけ。僕の好きな言葉に「継続は力なり」があります。この言葉を信じて今まで活動ができ、いつの間にかサークルの代表になるまでに……(笑)。何はともあれ、続けることが大切です。そして一歩踏み出す勇気、それさえあればおのずと道は開けます。自分を信じることです!!
――ありがとうございました!
家があることの幸せを知り、またその幸せを知ってもらうために海外で家造りの活動を行うハビタットAPUの皆さん。大学生がこうした活動をしていることを知らない人も多いでしょう。HPでは海外での活動中の写真などを見ることができます。興味を持った人は、ご覧になってはいかがでしょうか。
ハビタットAPUのHP
⇒http://habitatapu.wix.com/main
(中田ボンベ@dcp)