夏休みの時期になりました。夏休みといえば「大量の宿題」ですね。大学生の皆さんはゆったりと休暇を楽しめるでしょうが、小学生のころは大量の宿題に悩まされたのではないでしょうか!? 現在では、そんな子どもたちや両親のために宿題を代行してくれるサービスがあったりしますね。今回はその料金について取材しました。

■夏休みはかき入れどき！ 依頼で手いっぱいになる

『宿題代行屋Q』は、宿題代行サービスの草分けであり、このジャンルでの評価No.1の会社です。宿題代行サービスの利用状況はどうなっているのでしょうか。同社の代表・板津知直さんにお話を伺ったところ、

「通常は1日1件。夏休みは1日平均3-4件程度です。夏は放っておくと100件以上いきます。ですので、夏はほぼ依頼の制限をかける形になります。出来上がりまでに時間がかかるため、スタッフの手がいっぱいになってしまうためです」

とのこと。また、特に多い依頼は「読書感想文、リポートが多いです。夏は自由研究が増えますね」だそうです。やはり面倒な宿題について代行を依頼することが多いのですね。代行の料金については、下のようになっています。

●小学生の宿題代行

・各教科問題の解答作成代行：1ページ分 約700-1,000円
・英語課題の翻訳：日本語から英語に 1字／15円
・英語課題の翻訳：英語から日本語に 1word／10円
・ポスター・イラスト：1枚1万8,000円
※四つ切り・八つ切りの画用紙サイズの場合。これ以上は料金が変動
・自由研究：1万3,000-1万5,000円(仕上がりは5、6ページ)
※画像はインターネット上のものを使用(図鑑希望の場合、別途1,000円)
※追加ページを依頼の場合1ページ当たり1,000円
※観察型自由研究は1週につき1万円追加(1週単位)
・工作代行：1万8,000円
※これは材料費込みの価格。材料費が2,000円を超える場合、その分は別途請求

自由研究については事前に要相談とのことです。どのようなものをテーマにするか決めないと始められませんからこれは当然でしょうね。テーマについての相談は無料だそうです。

板津さんによると「依頼される多くのお客さまは、あまりにも多い夏休みの宿題の一部を軽減するためにお願いしたい、という主旨で、そのような依頼が50％ほどを占めます。実際、私立で出される宿題は、毎日やらないと終わらない量です。どの家庭も本人の力だけでは厳しいので、保護者が手伝うことが多いようです」とも。