満18歳以上に選挙権が与えられて初の選挙、18歳・19歳大学生の投票率は約6割!
2016年7月10日に投開票が行われた参議院選挙。今回から国政選挙としては初めて、選挙権が18歳以上からに引き下げられました。18歳以上というと大学生世代となりますが、実際に大学生のみなさんは選挙に言ったのでしょうか?今回は18・19歳の数字も明確にしつつ、その割合を調べてみました。
■あなたは2016年7月10日に実施された参議院選挙の投票へ行きましたか?
●大学1~4年生全体
行った 247人(61.4%)
行かなかった 155人(38.6%)
●18歳・19歳の大学生(77人)
行った 49人(63.6%)
行かなかった 28人(36.4%)
今回は18歳、19歳の選挙権を始めて与えられた世代だけも抽出してみました。その結果やや18歳・19歳の投票率は上がりましたが、それほどの差はないようでした。では、行った理由と行かなかった理由についても聞いていますのでご紹介しましょう。
■選挙に行った理由を教えてください
●行くのは当たり前
・投票は民主主義国家ではほぼ義務だと思うから(女性/21歳/大学4年生)
・投票しない人は文句を言う資格がないと思うから(女性/21歳/大学4年生)
・当たり前の行動(男性/21歳/大学3年生)
・選挙権を無駄にしたくないから当然行く(女性/21歳/大学3年生)
●初めての選挙権だから
・初めての選挙だったので参加したかった(女性/20歳/大学3年生)
・初めて与えられて有効に使いたかったから(男性/21歳/短大・専門生)
・20歳になる前に初めて選挙権がきたから(女性/19歳/大学2年生)
・初めてもらえたので大切にしたいと思った(男性/18歳/大学1年生)
●その他
・親に誘われて(女性/20歳/大学3年生)
・将来のことに自分の責任を持ちたい(女性/18歳/大学1年生)
・一人ひとりの選挙へ行こうと言う思いは大切だと思うから(男性/23歳/大学院生)
・イギリスの国民投票に行かなくて後悔している若者を多く見たから(女性/24歳/大学院生)