「若者のたばこ離れ」は本当に起こってる? 20代男女の喫煙率の実態 3ページ目
1965年 6.6%
1966年 10.6%
1967年 11.0%
1968年 8.1%
1969年 9.9%
1970年 9.8%
1971年 10.2%
1972年 12.7%
1973年 11.0%
1974年 12.9%
1975年 12.7%
1976年 14.3%
1977年 16.0%
1978年 14.9%
1979年 16.4%
1980年 16.2%
1981年 17.4%
1982年 17.4%
1983年 15.0%
1984年 17.1%
1985年 16.6%
1986年 15.5%
1987年 15.9%
1988年 15.2%
1989年 16.4%
1990年 19.5%
1991年 17.5%
1992年 16.7%
1993年 20.8%
1994年 20.1%
1995年 23.3%
1996年 20.3%
1997年 22.3%
1998年 23.5%
1999年 23.6%
2000年 21.9%
2001年 24.1%
2002年 24.3%
2003年 20.3%
2004年 19.7%
2005年 20.9%
2006年 18.8%
2007年 17.6%
2008年 18.1%
2009年 15.9%
2010年 15.1%
2011年 13.5%
2012年 11.4%
2013年 11.1%
2014年 10.0%
2015年 10.1%
⇒データ出典:『公益財団法人 健康・体力づくり事業財団』の「最新たばこ情報」
http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd0900...
*……グラフは上記データを基に筆者が制作。
2015年の調査結果によりますと、20歳代男性の喫煙率は「28.3%」、20歳代女性の喫煙率は「10.1%」です。
1965年(昭和40年)には20歳代男性の喫煙率は80.5%もあったのですね。1966年(昭和41年)に最高の「83.5%」を記録しますが、以降は上下あるものの右肩下がりで特に2006年以降の急降下が目立ちます。女性では1965年には喫煙率はわずか「6.6%」。その後、上下はあるものの緩やかに上昇傾向が続き、2002年に「24.3%」を記録した後は減少傾向に転じ、直近の2015年の調査では「10.1%」にまで減りました。
2014年から2015年にかけて全体では25万人も喫煙人口が増えたと推計されていますが、20歳代の若い世代では、2014年から2015年にかけて女性は0.1%増えたものの全体の喫煙者数は減っています。喫煙に対する意識が上の世代とは異なっており、また健康志向があるためではないでしょうか。
(高橋モータース@dcp)