もはやできて当然? 大学生のうちに英語をちゃんと勉強すべきだと思う社会人は約7割!
グローバル社会と言われる現代、将来英語を使って働きたいという想いを持っている学生も多いですよね。また、特に海外志向がない学生でも、大学生の間に留学にいったり、英語を勉強していないと社会に出て困ってしまうのではないかな……と不安になることもあると思います。そこで今回は1~3年目の若手社会人に大学生のうちに英語の勉強をしたほうがいいか聞いてみました。
■英語の勉強は大学生のうちにしっかり行うべきだと思いますか?
思う 275人(67.9%)
思わない 130人(32.1%)
約7割の人は大学生のうちにしっかり勉強すべきだと回答。社会人になる前に英語は身に付けていたほうがいいようですね。では、それぞれなぜそう思ったのか理由を見てみましょう。
<思う>
●学生のほうが時間があった
・学生が一番時間があると思うので、そのときにしっかり学んでおけばよかったと後悔しているから(女性/25歳/アパレル・繊維)
・社会人になってからでは勉強する時間がない(男性/27歳/マスコミ・広告)
・大学生に限らずできる限り早く勉強したほうが身に付くから(男性/26歳/団体・公益法人・官公庁)
・勉強は学生時代に取り組むべき(男性/29歳/医療・福祉)
学生のほうが英語を勉強できる機会も多いですよね。勉強は学生の本分ですし、しっかり学ぶなら時間のあるうちに取り組むほうがいいのかも。
●英語は世界共通
・英語は話せて当たり前の世の中になりつつあるから(女性/25歳/その他)
・英語はどこに行っても無駄になることがないため(男性/25歳/自動車関連)
・英語は共通語学なので、時間があるのであれば、やるに越したことはない(男性/29歳/建設・土木)
・今の時代は英語が必要(男性/26歳/運輸・倉庫)
英語ができれば、どこの国行っても困ることはありませんね。グローバル社会とも言われる中で、英語ができることは社会に出るともはや当たり前のようです。
●就活や会社で有利になる
・社会人になって、英語を使うタイミングがあったから(女性/24歳/団体・公益法人・官公庁)
・周りと外国語のレベルの差が、業務中に明らかになり、恥をかくため(女性/23歳/その他)
・TOEICの点数を気にする企業が多いから(女性/29歳/学校・教育関連)
・就活の面接で、英語力は評価されたから(女性/23歳/団体・公益法人・官公庁)
就活中でもエントリーシートにTOEICの点数を記入したり、英語のテストを受けることがありますよね。大学できちんと勉強していれば、自信をもって自己アピールのひとつに使えます。
<思わない>
●社会人になってからでも
・社会人になってからでも勉強する時間はたくさんあるから(男性/28歳/建設・土木)・社会人になって実際に働きながらビジネス英語を習得したほうが、上達が早いから(男性/27歳/情報・IT)
・英語を使う機会がくるとわかれば勉強する(男性/30歳/運輸・倉庫)
学生のほうが勉強する時間があるという一方で、社会人になってからでも遅くないという人も。社会人になってからだと、よりビジネスで必要な英語に特化して学べるので効率的なのかもしれませんね。
●今は必要ない
・英語を使う会社に就職しなければ一切使わないから(男性/24歳/その他)
・今の会社で英語は重要でない(男性/19歳/電機)
・特に社会人で必ず求められるスキルではない(男性/29歳/団体・公益法人・官公庁)・日本にいる限り英語がなくても幸せに生きていけるから(男性/25歳/情報・IT)
英語を使って仕事をすることがないかぎりはできなくても困らないという若手社員も。社会人全員が必ず身に付けていなければならないものというわけでもないのかも。
●大学よりもっと前に
・大学ではなくもっと早くからすべき(女性/26歳/その他)
・大学では本格的な英語は学べないと思うから(男性/29歳/不動産)
・必要に迫られれば社会人になってからでも習得できるし、大学時代ではお遊びや仕事では役に立たない英語になりがちだから(女性/23歳/学校・教育関連)
・大学からでは遅い(女性/26歳/その他)
大学でできる英語の勉強は中学や高校の基礎があってのもの。ましてや幼稚園や小学校でも英語を学ぶ時代。幼いうちからやっていないと、ヒアリングなどは特に苦労しそうです。
いかがでしたか? 英語を使って働きたいという想いがある人は、大学でもしっかり学んでおくべきかも。海外で働くつもりはないという人でも、学ぶ機会のある大学生のうちに取り組んでおいて損はないですよね。少しでも興味があれば、まずは授業を取ってみるといいかもしれません。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2015年4月
調査人数:社会人1~3年目の男女405人