ブラックバイトに注意! アルバイトを始める際に気をつけるべきポイント3選
アルバイトをしたいものの、ブラックバイトに引っかかりたくないと考えている方もいるのではないでしょうか。
とくに新入生のみなさんは「そろそろアルバイトを始めようかな」なんて考える時期でしょう。
特に春はゴールデンウィーク向けの短期アルバイトなど、求人が盛んになるシーズンです。
自分に合うバイトを探すことは難しいものですが、アルバイト先は面接などで情報を入手しながら充分に考えて決めないと、ブラックな労働条件にびっくりしてしまうこともあります。
そこで今回は、ブラックバイトに引っかからないためにも気を付けたいアルバイトを始めるときの注意点を中心にご紹介します。
バイト探しで注意したい!ブラックバイトとは?
「ブラックバイト」とは、アルバイトとして働く学生などと言った方たちの就労環境が劣悪である状態のことです。
ブラックバイトと言われるアルバイト先で働く場合、求人情報に記載されている以上の労働時間だったり、割に合わない労働を強いられたり、などといった事例が向けられます。
中には、学生アルバイトに対して正社員と同じ、あるいはそれ以上の責任や業務を押し付けると言ったケースもあるようです。
「ブラック企業」という言葉も一般的になりましたが、学生を中心に「ブラックバイト」という派生的な呼び方をしていることがわかります。
ブラックではない⁉自分に合うバイト探しは難しいもの
働いてみないとわからない点や面接だけでは見えてこない点などがあるため、応募の段階から自分に合うバイトを1発で見つけることは難しいと言えます。
ブラックバイトを自分と合わない仕事と無理やり紐づけてしまう方も一定数いますが、自分に合わないバイトだからブラックバイトだとは限りません。
ブラックバイトは避けられる!バイト探しでの注意点3つ
自分に合うバイトを見つけることは人によっては簡単にいかないこともありますが、 ブラックバイトかどうかを見極める方法はあります。
特にアルバイトに応募する前は、以下の注意点を意識しましょう。
・労働条件(給料体系や労働時間・期限など)は求人情報のとおりか ・労働基準法を守っているか ・保険に加入しているか |
ブラックバイトは自分に合う・合わないというあなた自身の問題ではなく、バイトを応募する側の店舗や企業が人を集めるために敢えて法に抵触する労働環境だったり、求人情報では言わないこともあるんです!
詳しく見てみましょう。
労働条件(給料体系や労働時間・期限など)は求人情報のとおりか?
まず、時給や労働時間について求人情報のとおりなのかをチェックしましょう。
たとえば時給が求人情報より安かったり、また出勤時間の定時よりも30分早く出社することが求められその30分に時給が適用されなかったり、といった企業もないわけではありません。
また、時給が分単位でないといった労働者に不利な条件を適用しようという企業もあるようです。
上記で挙げたような例は、労働基準法違反です。
また、求職者に誤解を与えるような虚偽の求人情報を出した企業については、職業安定法によって処罰されます。
しかし、実際に働きだしてみると「実はこうです」といったような後出しじゃんけん的に別の労働条件を提示する企業も、いまだにあるようです。
学生のみなさんは面接のときなどに労働条件を直接確認するチャンスがありますので、面接担当者としっかり確認しましょう。