【大学生お悩み相談室】サークル活動にお金がかかりすぎる!でも毎回断るのもつらい……
授業にバイト、サークル、恋愛、将来のこと……大学生活では初めての経験につまずいたり悩んだりすることも多いはず。このコーナーでは、そんな大学生ならではのお悩みに、東京大学教養学部を卒業して現在はイラストレーター・文筆家として活動している大石蘭さんが大学生のころの自分を振り返りながらアドバイスします。
今週のお悩み:サークル活動にお金がかかって困っています。会費だけでなく、ご飯代やイベント代など、つきあいにお金がかかり、毎回断るのもつらいです。
A. 本当に大事な仲間なら、お金をかけずに付き合ってみては?
お金をかけること=つながり、みたいな人間関係になっていくのって、冷静に考えるとどうなんだろう……。
サークルを回すのに最低限必要な経費は仕方ないものの、飲み会などでどんどんお金が飛んでいくと憂鬱になってきますよね。とくに学年が上がってくると、後輩が払う分を安くするため、上級生の負担が大きくなってきます。
サークルに限らず、バイト仲間同士でも、バイト終了後の飲み会に使うお金が稼いだお金よりも多い、という話を聞いたことがあります。本末転倒というか何というか。その時間はプライスレスなのかもしれませんが。
かく言う私は、「お前が来ないとこっちの負担が多くなる!」とねちねち文句を言われ、飲み会代を突きつけて帰ったことがあります……。いま考えるとあのお金、ほんともったいなかった……。
その程度の仲のサークルなら最初から気を遣うことなかったのです。大して仲良くもないのにお金ばっかりかかってもったいない、と思うなら、貴重なお金と時間を割く必要ナシ。
だけど、お金は浪費したくない、でも仲良くしていたい……そんな関係性の仲間なら、いっそお金をかけない遊び方を提案してみては?
そういえば、大学のクラスで有志を募ってキャンパス全体で鬼ごっこしたの、超楽しかったです。
アンケート●マイナビ学生の窓口調べ
文/イラスト●大石蘭
1990年生まれ。東京大学教養学部卒・ 同大学院修了。代表作にコミックエッセイ『妄想娘、東大をめざす』(幻冬舎)。在学中より雑誌等でエッセイ・コラム執筆、イラストで注目を集め、現在も活動中。
☆オフィシャルブログ→http://lineblog.me/oishiran/
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