バレンタインの前に知っておきたい! チョコレートにまつわる豆知識15

学生の窓口編集部
2016/02/12
学生トレンド
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2月14日のバレンタインデーが近づいてくると、スーパーやコンビニなどでも前面にドンとチョコレート専門コーナーができます。さて、皆さんはこのチョコレートについてどんなことを知っていますか? 今回は、チョコレートにまつわる豆知識をまとめてみました。

●チョコレートはそもそも飲み物だった

チョコレートは19世紀にイギリスで固形にする製法が確立されるまでは「飲み物」でした。カカオ豆をすりつぶしたものに砂糖を加えるなどしてその苦みを抑えて飲み、徐々に嗜好(しこう)品としてヨーロッパ中に広まっていきました。17世紀中頃のカフェブーム(コーヒーハウスがやたらできた)があったイギリスでも盛んに飲まれました。

●チョコレートという言葉の起源は謎

チョコレートの語源は「チョコラトル」(アステカ民族の使用するナワトル語で意味は「苦い水」あるいは「酸味のある水」)とされることが多いのですが、識者によればスペインの植民地時代のナワトル語にそのような言葉はないそうです。他にも説があるのですが、チョコレートの語源はまだ謎なのです。

●チョコレートの原型は薬だった!?

チョコレートの材料となるカカオ豆は古くから人間に利用されてきました。その歴史は紀元前2,000年までさかのぼるといわれます。南米ではカカオ豆をすりつぶしてトウガラシなどの香辛料を加えて飲んでいました。薬として珍重されていたといわれます。16世紀になってカカオ豆はヨーロッパにもたらされ、固形にする製法が確立されるまでは前述のとおり飲み物でした。

●チョコレートに至る技術革命

チョコレートが現在の形に至るまでには次のような技術革新があったとされます。

・ココアパウダーとココアバターを分離する技術
・ココアパウダーをアルカリ処理して苦みを抑える技術
・固形チョコレートの開発
・ココアパウダーを均一に行き渡らせるための攪拌(かくはん)機(コンチェ)の発明
・ミルクチョコレートの開発

●ベルギーにチョコレートの名店が多い理由

ベルギーには、「ノイハウス」「ゴディバ」といった世界的な名チョコレートメーカーが多数あります。これは、チョコレートの原材料である「カカオ豆」の一大生産地コンゴをかつて植民地としていた歴史が大きく影響しています。ベルギーは良質なカカオ豆を入手しやすい国だったのです。

●ベルギーではチョコレートの品質に厳しい!

ベルギーの高級チョコレートは、バレンタイデーでも人気があります。実は、ベルギーはチョコレートの品質に大変厳しい国で、「カカオバター100%でなければならない」というルールがあるのです。ベルギーのチョコレートがおいしい理由の一つはこの品質に厳しい姿勢にもよります。

●高級チョコレートのパッケージングはベルギー生まれ

チョコレートに対するベルギーの貢献はパッケージングにも表れています。さまざまな詰め物をした一口サイズのチョコレートを作り、これを複数個まとめて美しくパッケージングする。現在では一般的に見られるこの方式はベルギーの名チョコレートメーカー「ノイハウス」の発明です。

●日本人がチョコレートを知ったのは幕末!

日本人がチョコレートという食べ物を知ったのは幕末といわれます。ただし、伊達政宗が派遣した慶長遣欧使節がヨーロッパに到達したとき、上流階級の人たちの間では飲むチョコレートがたしなまれていました。文献には全く証拠がないのですが、「支倉常長がチョコレートを口にした初めての日本人」といわれるのはそのためです。

●チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る!?

「チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る」なんていわれることがありますが、これには医学的根拠はありません。甘いものを子供がたくさん食べないようにと親が考え出したのではないかといった説があります。

●カカオ豆の生産世界一はコートジボワール!

チョコレートの原料になるカカオ豆は主に熱帯地域で生産されています。日本チョコレート・ココア協会の公表している統計データによれば、生産量の多い国Top5は以下のようになります。

カカオ豆の生産量の多い国Top5

第1位 コートジボワール……1,740千トン
第2位 ガーナ……695.7千トン
第3位 インドネシア……370千トン
第4位 エクアドル……250千トン
第5位 ナイジェリア……235千トン

⇒データ出典:日本チョコレート・ココア協会「世界国別カカオ豆生産量推移」
http://www.chocolate-cocoa.com/statistics/cacao/pr...

●日本のバレンタインデーは1970年代中ごろには一般的に?

2月14日のバレンタインデーに女性から男性にチョコレートを贈るという風習は、メリーチョコレートが1958年(昭和33年)に行った「年に一度、女性から男性へ愛の告白を!」というキャンペーンに始まり、1970年代中ごろ(終わりごろ説あり)には一般的になったといわれます。

⇒『株式会社メリーチョコレートカムパニー』「1958年(昭和33年)メリーのバレンタイン誕生」
http://www.mary.co.jp/about/index.html

●チョコレートの消費量の多い国は?

日本ではバレンタインデーにチョコレートがどかんと売れます。日本のチョコレート消費量はどのくらいで、他の国と比較するとどうなるのでしょうか。日本チョコレート・ココア協会のデータによれば一人当たりの消費量の多い国は以下のようになります。

チョコレート消費量の多い国 Top5
第1位 ドイツ……12.2kg
第2位 スイス……10.8kg
第3位 ノルウェー……9.6kg
第4位 イギリス……8.9kg
第5位 オーストリア……8.8kg

ちなみに日本は一人当たり「2.2kg」ですから、ドイツ人の約1/6ということになります。それにしてもTop5の国の人たちはチョコレート食べ過ぎですね!

⇒データ出典:日本チョコレート・ココア協会「世界主要国チョコレート生産・輸出入・消費量推移」
http://www.chocolate-cocoa.com/statistics/domestic...

●板チョコに溝があるわけ

板チョコには縦横に溝が走っていますが、これは製造を早くするための工夫なのです。溝を作ることでチョコレートの表面積を大きくし、早く冷えるようにしているのです。

●チョコレートはなぜアルミ箔(はく)で包む?

板チョコはアルミ箔で包まれていることが多いですが、これは主に匂い対策のためです。カカオパウダーは匂いを吸着しやすい性質があります。チョコレートに他の匂いが移らないように、またチョコレートの匂いを他のものに移さないために、気体を遮断しやすいアルミ箔で包装するのです。また油脂分の変質を防ぐなどの効果があることもその理由です。

●チョコレートは体に良い?

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは活性酵素を抑える作用があることが知られています。愛知学院大学の大澤教授はチョコレートを摂取することでどのような効果があるかの大規模な実証実験を行い、

血圧低下、HDL(善玉)コレステロール値上昇などの効果に加え、BDNF(脳由来神経栄養因子)の上昇や、炎症指標と酸化ストレス指標の低下を新たに確認しました

としています。チョコレートにはこのような健康に寄与する食べ物なのです。

⇒データ出典:「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」
http://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/news/resear...

いかがでしたか? チョコレートが現在のおいしいものになるまでには長い歴史があり、製法を確立するために努力した先人たちの工夫があったのですね。それにしてもドイツ人はチョコレートを食べ過ぎではないでしょうか!?

(高橋モータース@dcp)

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