「ペットを飼うと婚期を逃す」は本当? 独身女性は男性の7倍ペットにお金をかけていると判明!
ペットはお好きですか? 人懐っこいワンちゃんや、気ままな猫ちゃん……かわいいし癒されますよね。単身世帯でもちゃんと世話ができるならペットを飼っている人も多いようです。今回は総務省統計局の平成26年家計調査のデータから、単身世帯のペットへの支出額について見てみましょう。
■単身女性は、男性の約7倍ものお金をペットにつぎこんでいる
35~59歳単身世帯のデータによると、男性はペット関連費でペットフードや動物病院代などを含めてひと月あたり約3,000円を支出しています。それに比較して女性はひと月に約2.2万円ものお金をかけていることがわかりました。なんと男性の約7倍もの金額ですね。
最低限のペットフードとトイレの世話だけを考えれば、月に2.2万円は高いように感じるでしょう。しかし、ペットは飾り物ではなく生き物です。一緒に暮らしている中で愛情が深まり、様々なケアをしてあげることで人間側が癒されるということがあるのです。
■35歳未満では、男女共にほとんどペットを飼っていない
他方で、35歳未満の単身世帯を見てみると男女共にひと月あたり1,000円を下回っています。ほとんどペットを飼っている人がいないということでしょう。この大きな要因はおそらく収入の違いでしょう。35歳あたりを一つの区切りとして、収入が上がり住む場所も変わっていくものです。ペットを飼えるところに住めるようになったから念願のペットを購入という人もいるでしょう。また、昔実家でペットを飼っていたなら、それを思い出して「飼おう」と決める人も出てくるでしょう。こうした要因が絡み合って35歳以上の年代でペットを購入するようになるのでしょうね。
■「ペットを飼うと婚期を逃す」のか?
ところで、ペットを飼うと結婚を逃すという都市伝説があります。それも女性に関して特に言われることが多いでしょう。しかしペットを飼っていても全く関係なく結婚する人もいますよね。ペットを飼うことと、人生のパートナーを見つけることにはおそらく因果関係はないはずです。
ただ、ペットを飼っている人には責任がありますので急なお泊まりや予定変更といったことが難しくなるのは確かですね。ペットを飼うまでにはお酒の付き合いも多かったかもしれませんが、それを断ることが増えるでしょう。こうしたことが原因となって出会いが少なくなるという人もいるかもしれません。
いかがでしょうか。ペットを飼う単身世帯は女性が圧倒的に多いことがわかりました。しかしそれと結婚との関係は明らかではありませんから、ペットを飼う責任が持てるのであれば、思う存分可愛がってあげれば良いのではないでしょうか。