焼きそばパンにクリームパン……日本で工夫された惣菜パン&菓子パンのルーツは?

学生の窓口編集部
2016/01/14
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外国人のみなさんが日本に来て驚くことの一つに「パンのおいしさ」があります。パン屋に行くと多種多様なパンが並んでいて、しかもどれもおいしいと思うそうです。日本で本格的にパンが消費されるようになったのは明治以降ですが、現在までにさまざまな菓子パン、総菜パンが工夫されてきました。今回は、日本で工夫されたパンの起源をご紹介します。

●あんパン

『木村屋總本店』の創業者・木村安兵衛さん、次男の木村英三郎さんが考案し、1874年(明治7年)に発売したのが「あんパン」の始まりとされます。あんパンは好評を博し、1875年(明治8年)には明治天皇に献上されています。

●ジャムパン

「ジャムパン」も「あんパン」と同じく『木村屋總本店』が開発したといわれています。日露戦争当時、同店三代目・木村儀四郎さんが作った「東洋製菓」でジャム入りのビスケットを製造していました。このジャムを利用し、工夫を凝らしてできたのが木村屋の「ジャムパン」で、1900年(明治33年)に発売されました。

⇒『木村屋總本店』
http://www.kimuraya-sohonten.co.jp/ayumi#a06

●クリームパン

『新宿中村屋』の歴史によれば、「クリームパン」は同社の創業者である相馬愛蔵・黒光(こっこう)夫妻がある日、シュークリームを食べてそのおいしさに驚き、このクリームを用いてパンを作れないかと考えたことから始まったそうです。1904年(明治37年)に初めてのクリームパンが発売されましたが、当時は「柏餅型」だったそうです。

⇒『新宿中村屋』「クリームパン」の説明ページ
https://www.nakamuraya.co.jp/pavilion/products/pro...

●カレーパン

「カレーパン」の起源は主に2説あります。

1.東京都江東区にある『名花堂』(現・カトレア/明治10年創業)の二代目・中田豊治さんが1927年(昭和2年)に実用新案登録した「洋食パン」がカレーパンの始まりとする説。

2.東京都練馬区にある『デンマークブロート』(現・デンンマークベーカリー)の創業者がカレーパンを作ったという説。同店の創業が1934年(昭和9年)なので、この説によればカレーパンの誕生は1934年以降となります。

Wikipediaなどには『新宿中村屋』の創業者がカレーパンを作ったという説も掲載されているようですが、新宿中村屋さんに伺ったところ「当社が創案したという認識はございません」とのことでした。

⇒『カトレア』
http://www.morisita.net/catlea/

⇒『デンマークベーカリー』
http://denmarkbakery.jp/

●焼きそばパン

「焼きそばパン」の起源は諸説あるようですが、そのうち有力な説の一つは東京都荒川区の『野澤屋』(現在は閉店)で生まれたというもの。誕生したのは1950年代で、コッペパンと焼きそばを別々に販売していたところ、店主の野澤成介さんがお客さんから「面倒くさいので挟んで」と言われたとか。

いかがだったでしょうか。ジャムパンやクリームパンは海外生まれかと思いきや、実は日本で工夫されたものだったのです。知らなかった人もいらっしゃったのではないでしょうか。日本のパン屋さんはこれからもおいしいパンを生み出していくでしょうね!

(高橋モータース@dcp)

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