社会人でもいける!? 卒業しても「学割」が使えるってほんと?

学生の窓口編集部

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3月といえば「卒業式」。社会人になれば経済的な自由も広がりますが、同時に「学割」などの恩恵が受けられないのも事実。通勤定期を買うときに「こんなに高いの! 」と驚くひとも少なくないでしょう。

卒業したら「学割」は使えないのでしょうか? 卒業式の際に学生証を回収するのが一般的で、この日を境に学生ではなくなってしまう気分になりがちですが、3月31日までは「学生」と扱われるのが一般的、卒業式以降に学割を使ってもまったく問題ありません。交通機関によっては、未使用の学割切符なら4月以降でも使える「特例」もありますので、インチキにならないか確認したうえで学割を活用しましょう。

■卒業式以降も「学生」?

学生にとっては当たり前の存在である学割は、じつは非常にありがたい存在で、日常的な例をあげると、

 ・電車(旅行) … 20%

 ・通勤定期券 … 30%

 ・飛行機(国内線) … 50%

もの割引がなされ、おとな料金と比べて断然お得。4月から社会人になるひとは、これらの割引が受けられなくなるので、学生のうちにフル活用しておきたいものです。

卒業式以降は「学割」が使えないのでしょうか? たとえば、

 ・3月10日 … 学割証の申し込み期限

 ・3月20日 … 卒業式+学生証の返納

の場合、卒業式が最終日の気分になりますが、一般的に3月31日までは学生扱いとされているので、学割を使ってもインチキにはなりません。3月10日に受け取った学割証を使って3月21日に切符を購入しても、まったく問題ありません。

ただし通学定期券の場合、卒業者が使えるのは「3月31日まで」が一般的で、たとえ有効期限が残っていても4月以降は使えません。もしこれから定期を買おうと思っているひとは、残り日数を計算しムダのない期間分を購入してください。

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