漫画で学ぼう! 史実をもとに描かれたおすすめ歴史漫画10選

学生の窓口編集部
2016/07/02
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たかが漫画?いいえ、漫画だからこそわかりやすく歴史を学べてしかもおもしろい、そんな漫画があるのはご存知でしょうか。歴史が苦手な人にこそぜひともチャレンジしてみてほしい歴史漫画があります。史実をベースにしているからこそ、読んでおもしろく、しかもためになる、そんな歴史漫画をご紹介します。

■第10位「アサギロ~浅葱狼~」/ヒラマツ・ミノル

1854年、奥州白河藩阿部家の江戸屋敷、12歳の少年沖田惣次郎(後の沖田総司)は、御前試合において藩の剣術指南番と向かいあっていました。惣次郎の剣の腕前を聴きつけた君主が御前での試合を所望し、その相手役に剣術指南番が選ばれたからです。はじめは竹刀での打ち合いが予定されていたが、指南番の判断で木刀に代えられていました。惣次郎の大人顔負けの鋭い剣筋に、指南役はあろうことか敗北してしまいます。その結果、若くして指南番に勝ったことで惣次郎は名を上げることになります。ところが、12歳の子供に敗れた指南番は切腹せざるをえない状況に追い込まれてしまい、惣次郎に武士である自分の魂でもある刀を渡し、介錯役を依頼するのでした。

幕末京都を席巻した新撰組一番組長の沖田総司の幼い頃から話は始まります。新撰組の中でも随一の実力ある剣客として知られていた総司は、幼いころから桁違いに強く、そして剣以外にはどこか抜けていることが伝わってくる漫画です。幕末の動乱期を生きた近藤勇、山南敬助、土方歳三など新撰組隊士とのかかわりを描きながら、幕末の動乱期を描いている漫画です。新撰組が舞台になると、最近では少女漫画などでも採りあげられることが多いので軟派な印象を持つかもしれませんが、この「アサギロ」は史実をベースにした骨太の漫画に仕上がっています。

作者:ヒラマツ・ミノル
出版社:小学館
掲載誌:ゲッサン
レーベル:ゲッサン少年サンデーコミックス
発表期間:2009年5月12日-連載中
巻数:既刊12巻

■第9位「アルカサル-王城-」/青池保子

14世紀イベリア半島は、多数の国家が乱立する戦国時代でした。そんな中、カスティリア王国のアルフォンソ11世と王妃マリアの嫡男として、主人公ドン・ペドロ(ペドロ11世)は生を受けます。王国の跡継ぎではあるものの、政略結婚で王妃マリアと結婚したこともあり、王と王妃の中は最悪で、幼いドン・ペドロは父王に顧みられないまま成長していきます。宮廷にはアルフォンソ11世の愛妾と私生児たちが我が世の春を謳歌していました。ところがある日、父王は戦場において病死してしまいます。その結果、15歳という若さでドン・ペドロは即位することになります。若くして王位についたこともあり、母マリアと宰相の言いなりになっていました。宰相を追放したものの、造反する王侯貴族や実母の裏切りなどに合い、幽閉されてしまいます。復権してからは専制君主となるものの、以後は生涯の敵であるエンリケをはじめとして周辺諸国との戦いの日々が続いていきます。

あまりなじみのなかった14世紀のイベリア半島、今でいうポルトガルやスペイン周辺の戦国時代の様相を力強く描いた漫画です。少女漫画とは思えない硬派な内容で、時折くすりと笑わせてくれる場面はあるものの、全編として、愛と死、忠節と裏切り、平和と闘いが漫画の世界を彩っています。嫡男であったけれども愛されなかった過去を持つドン・ペドロと、愛されたものの庶子であったことで全てを奪われたことを逆恨みするエンリケたちとの争いは、諸国の思惑も介入して過酷なものになります。14世紀イベリア半島情勢にすっかり詳しくなりますよ。

作者:青池保子
出版社:秋田書店
掲載誌:月刊プリンセス、別冊ビバプリンセス、プリンセスGOLD
発表期間:1984年-2—7年
巻数:全13巻

■第8位「へうげもの」/山田芳裕

戦乱が世中を席巻する戦国時代、文化の華も花開いていました。血なまぐさい戦いを続ける武将たちでしたが、文化面では茶の湯文化が花開こうとしています。茶聖千利休が創始した、一切の虚飾を捨てた侘茶の世界は、織田信長の跡を継ぐ形になった豊臣秀吉の時代に花を開きます。しかし、天下人たる秀吉は、侘びの世界だけでない、黄金の茶室などの華やかな世界を欲していたため、あくまでも侘びを貫こうとした利休は切腹することになります。利休の死後に茶の湯の世界で頭角を現したのは、主人公である古田織部です。古田織部は新たな茶の湯の価値観として、茶器などを少しゆがめた姿に美を見出します。織田信長、豊臣秀吉に使えた織部は、自らが愛する数寄の世界を守ろうと奔走するのでした。

戦国時代から江戸時代最初にかけての武将たちと、茶人たちとの話が読みたい人にはオススメです。茶人というと、政治の世界が一見関係ないかのように思えるかもしれませんが、戦国時代はそんなことは決してなく、茶人たちも政治の中心に近いところで躍動していました。それぞれの茶人としての信念と、世中を取り巻く情勢の変化の中で、古田織部はどのような道を選ぼうとしているのかということころが見どころの漫画です。

作者:山田芳裕
出版社:講談社
掲載誌:モーニング
レーベル:モーニングKC
発表期間:2005年8月18日-連載中
巻数:既刊21巻(2015年12月現在)

次のページ第7位は江戸時代が学べるあの漫画!

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