占い師が教える! お守りや御札を本気で効かせる方法
神社の御札やお守り、買ったことってありますか? 縁結びから受験合格、商売繁盛までさまざまなご利益を期待して神社に参拝したとき、願掛けの一環として購入することもありますよね。ただ、意外と“正しい効かせ方"を知らない人は少なくありません。占い師・真木あかりが、効かせるコツをご紹介します。
★その「縁結び」、意味ないかも!?
もっともよく見かけるのが、縁結びに関する勘違い。縁結びで有名な神社に参拝して、おみくじを引いて、縁結びのお守りを買って「彼氏ができますように!」……って、これは大きな間違いです。
縁結びはもともと、特定の相手がいるときに祈願するもの。これから出会いを求めている人がお願いしても、神様としても「!?」となってしまいます(そこまで意地悪でもないと思いますが・笑)。
焦点がズレたお願いごとをしても、意味はありません。すでに相手がいる人が、さらなる絆を願うなら縁結び。これから出会いたい人なら「良縁祈願」あたりをお願いするようにしましょう。
★お守りは常に身につけるもの
お守りを机の上に飾っておいたり、引き出しの中にしまっておく人がいますが、これもあまり意味のない行動です。というのも、お守りは本来、身につけて持ち歩くことでご利益をいただくもの。いってみればモバイル形式の神社なのです。せめて毎日使う鞄や、ポーチなどに入れて持ち歩くようにしましょう。もちろん、入れる場所はキレイにしておいてくださいね。特定のポケットをお守り専用にするのもオススメです。
★お守り・御札の期限は1年
「このお守り、学生時代からずっと大切に持っているんです」……という人がたまにいますが、これも間違った行動です。お守りの期限は1年。それが過ぎたら神社にお返しして、また新しいお守りを購入します。古いものをずっと持っていても、ご利益はありません。思い出もたくさんあるかと思いますが、コレクションして良いものでもありません(笑)。
1年が経ったら、感謝の気持ちとともに神社にお返ししましょう。気持ちも新たに、目標に向かって頑張ろうと思えるかもしれません。
★御札の正しいまつり方
御札を買って、さあ家に安置するぞ! というとき、やってしまいがちなのが机に置くこと。いつも目に入る場所に置いてご利益を……という気持ちもわかりますが、御札は基本的に目線よりも高いところに安置するものです。
安置する場所として理想的なのは、戸棚やタンスの上、鴨居などの高いところ。その際、暗くじっとりとした場所はNGです。明るく清浄なスペースを選び、白い布や半紙などを敷くと良いでしょう。もちろん、ホコリはよく払っておいてください。
マンションやオフィスなどでスペースがない場合、壁に直接貼っても問題ありません。ただ、このとき注意したいのが画鋲を使わないこと。穴を開けては失礼にあたるので、両面テープなどを使いましょう。
いかがでしょうか? せっかく大切な願いを託すのですから、しっかりと神様のご利益をいただきたいものですよね。みなさんに幸運が訪れますよう、心から願っています!
(文/真木あかり)