「ヤッタラダマス」「モットクレロン」こんなやついるの!? ヘンな名前の特撮怪人12選!
特撮作品にはヘンな名前の敵怪人が登場したりしますが、昭和時代の特撮は特に変わった名前の怪人が多くいました。中には「大人になっても名前を覚えている」という人もいるくらい、インパクトのある名前の怪人もいたりしました。今回は、そんな個性的な昭和特撮の怪人の名前を紹介します。
●アバラ仮面(秘密戦隊ゴレンジャー)
スーパー戦隊シリーズの第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』に登場した怪人。顔部分があばら骨で覆われている独特のデザインでした。ゴレンジャーの敵は「○○仮面」というネーミングパターンで、他にはパイナップル仮面などもいました。
●デビルアクマ(ジャッカー電撃隊)
スーパー戦隊シリーズの第2作『ジャッカー電撃隊』に登場しました。デビルも「悪魔」という意味なので「悪魔アクマ」ということになります。「頭痛が痛い」のような違和感を覚える名前です。
●青スジ怪人(バトルフィーバーJ)
スーパー戦隊シリーズの3作『バトルフィーバーJ』に登場した怪人です。個性的な名前の敵が数多く登場する作品で、この青スジ怪人もその一人。全身が青筋模様でした。先ほどのゴレンジャーにも青筋仮面というのが出ていました。
●ヒダリテ怪人(バトルフィーバーJ)
バトルフィーバーJでは、このヒダリテ怪人も個性的すぎる敵として有名。全身を大きな左手で包まれたようなフォルムでした。他にもシンゾウ怪人など体に関する名前の怪人が登場しましたが、なぜかミギテ怪人は登場しませんでした。
●ハシゴーン(仮面ライダースーパー1)
『仮面ライダースーパー1』に登場。その名前のとおりハシゴの怪人です。ひょうきんな見た目に反して意外と強く、ライダーの攻撃を器用にいなすなど柔軟性も兼ね備えていました。やり方次第では勝てたのでは……と思わせる怪人でした。
●ヤッタラダマス(仮面ライダースーパー1)
ハシゴーンと同じく仮面ライダースーパー1に登場の怪人。龍をモチーフにした怪人ですが、残念ながらどう見てもネズミの化け物。しかし人質を取ってライダーを追い詰めるなど、なかなかにあくどい怪人でした。
●アリカポネ(仮面ライダーX)
『仮面ライダーX』にも変わった敵がいくつも登場していますが、中でも個性的だったのがこのアリカポネ。伝説のギャング「アル・カポネ」とアリを合体させたダジャレネームです。葉巻型の吹き矢を武器に戦いましたが、あえなく爆死しました。
●クチビルゲ(超人バロム・1)
『超人バロム・1』の敵名は「○○ルゲ」、また「○○ゲルゲ」というパターンになっています。序盤はアリゲルゲやモグラルゲなどまだ普通の名前でしたが、後半になるとモデルが尽きたのか、人体のパーツにルゲを付け始めました。他にもマユゲルゲやウデゲルゲなんてのも出てきました。
●ナメナメーダ(アクマイザー3)
『アクマイザー3』に登場した怪人。舐めた相手がばかになってしまう特殊能力を持っており、「日本お馬鹿ちゃん作戦」なるものを展開していました。最初は敵対しましたが、戦った後に味方側に付きました。
●デスバイキン(宇宙鉄人キョーダイン)
『宇宙鉄人キョーダイン』に登場したなんともストレートな名前の敵怪人。せめてバイキンではなく「ウイルス」にすればもっと格好よかったのに……と思えるネーミングです。雑魚っぽい名前ですが、デス五人衆という敵幹部のようなポジションでした。
●バーベQ(正義のシンボル コンドールマン)
コアな人気を誇る特撮『正義のシンボル コンドールマン』に登場する敵怪人。養豚場のブタが変身して誕生した怪人で、やられた際にはブタの丸焼きになりました。実は既婚者で奥さんは「マダム・バーベQ」という名前です。
●食いしん坊怪獣 モットクレロン(ウルトラマンタロウ)
怪人ではなく怪獣ですが、個性的なのであえて紹介。この『ウルトラマンタロウ』には、他にも「デッパラス」や「モチロン」など、変な名前の怪獣が数多く登場しました。
最後は怪獣でしたが、昭和特撮に登場したヘンな名前の怪人をピックアップしてみました。中にはここで紹介できないようなギリギリアウトの名前の怪人もいたりします。気になる人はぜひ調べてみてください。「おおらかな時代だったんだなあ」と思うはずですよ。
(中田ボンベ@dcp)