- 開催日時
- 2021年03月10日(水) 16:00〜17:30
- 開催場所
- Zoomウェビナーにて実施。お申し込み完了後にURLをお送りさせていただきます。
- 募集人数
- 100名
- 申込締切
- 2021年03月10日(水) 16:00
「仮面ライダー」「戦隊モノ」日本を代表する特撮作品って英語だとどんなタイトルなの?
日本の「オタク文化」の中でも特に海外で人気なのが「特撮」です。『仮面ライダー』シリーズや『ウルトラマン』シリーズ、さらには『ゴジラ』といった怪獣特撮などさまざまな特撮作品のファンがいます。さてそんな特撮作品ですが、英語ではどんなタイトルに訳されているのでしょうか?
●『仮面ライダー』⇒「MASKED RIDER」「KAMEN RIDER」
仮面ライダーは、アメリカでは「MASKED RIDER」というタイトルで最初に放送。これは『仮面ライダーBLACK RX』をベースにした作品でした。その後「MASKED RIDER」から「KAMEN RIDER」に表記が改められ、『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』(『仮面ライダー龍騎』のリメーク)が製作されました。
●『ウルトラマン』⇒「Ultraman」
ウルトラマンは英語でもそのまま「Ultraman」という表記です。作中に登場する科学特捜隊は「SSSP(Science Special Search Party)」という名前になっています。ちなみに中国では「奥特曼」という表記なんだそうです。
●『恐竜戦隊ジュウレンジャー』⇒「Mighty Morphin Power Rangers」
戦隊ヒーローものでは、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』をベースに製作された「Mighty Morphin Power Rangers」が最初のヒット作。以降、アメリカでは「Power Rangers」シリーズという位置付けで、日本の戦隊ものをベースにした作品が作られていきました。
●『侍戦隊シンケンジャー』⇒「Power Rangers Samurai」
「Power Rangers」シリーズは数多く製作され、日本でも人気だった『侍戦隊シンケンジャー』をベースにした作品は『Power Rangers Samurai』というタイトルになりました。分かりやすいですよね。
●『忍者戦隊カクレンジャー』⇒「Mighty Morphin Alien Rangers」
「Power Rangers」シリーズの中には「Power Rangers」と付かない作品もいくつかあり、日本の『忍者戦隊カクレンジャー』をベースにした作品は「Mighty Morphin Alien Rangers」となっています。
●『マグマ大使』⇒「The Space Giants」
特撮『マグマ大使』もアメリカなど海外で放送されました。その際のタイトルは「The Space Giants」。タイトルだけでなく登場人物の名前も変わっています。ちなみに、原作漫画のマグマ大使は英語では『AMBASSADOR MAGMA』というタイトルです。
●『人造人間キカイダー』⇒「Android Kikaider」
『人造人間キカイダー』はそのまま「Android Kikaider」の表記です。また、『キカイダー01』も「Kikaider 01」とそのままだったりします。キカイダーは特にハワイでの人気が高く、「キカイダーの日」まで制定されています。
●『快傑ライオン丸』⇒「The Vigilant Lion Knight」
日本でも人気だった特撮『快傑ライオン丸』の英語タイトルは「The Vigilant Lion Knight」。Vigilantは「警戒する、用心する」といった意味なので、「警戒ライオン騎士」といった意味になります。
●『ガス人間第1号』⇒「THE HUMAN VAPOR」
体をガスにできる男が登場する『ガス人間第1号』。日本だけでなく、アメリカでも大ヒットしました。そのときの英語タイトルは『THE HUMAN VAPOR』。vaporは蒸気や霧といった意味なので、ガスというより「霧人間」といった感じでしょうか。
●『怪獣総進撃』⇒「DESTROY ALL MONSTERS」
『怪獣総進撃』は昭和ゴジラシリーズの中でも最多の怪獣登場数を誇る作品。アメリカでの公開時は「DESTROY ALL MONSTERS」というストレートなタイトルになっていました。ちなみに、日本版タイトルは企画段階では「怪獣忠臣蔵」というなんとも底抜け感のあるタイトルだったそうです。
日本が誇る特撮作品の英語タイトルをご紹介しました。昔は現地でも受けるために大きくアレンジしたタイトルになることが多かったのですが、最近はタイトルをそのまま英字にしただけで放送されることが多いようです。それだけ日本のオタク文化が浸透しているということでしょう。
(中田ボンベ@dcp)