懐かしい! 「ごっつええ感じ」の爆笑コントキャラクター10選
1990年代に放送されていたバラエティー番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』。この番組は、面白いコントが見られる伝説の番組でした。今回は、ごっつええ感じのコントの中でも秀逸だった名キャラクターを紹介します。
■懐かしいけど色あせないコントのキャラクター!
●兄貴
演者:松本人志、今田耕司、浜田雅功、YOU
「兄貴」は、ヤクザの兄貴と子分が、工務店の社長に借金の取り立てに行くという設定のコントです。兄貴役の松本人志さんと子分役の今田耕司さんが、工務店の社長役の浜田雅功さんに変な脅しをかける場面が見所。訳の分からない脅しを受けた後の社長と、YOUさんのポカンとした表情が絶妙でした。
●板尾係長
演者:板尾創路
「板尾係長」は、板尾創路さんが一人で演じたコントです。ゴジラのテーマ曲に合わせて海中から板尾係長が飛び出し、何か一言言って再び海中に戻っていくシュールなもの。スーツ姿の板尾さんがずぶ濡れなこと自体がもう面白いのですが、その後に言うせりふがまた傑作でした。
●おかんとマー君
演者:松本人志、浜田雅功、他
「おかんとマー君」は、おかん役の松本さんがヤンキーの息子役の浜田さんに、世話を焼いてうっとうしがられるコントです。例えばマー君が友達を家に呼んでいたら、おかんは勝手にその輪に入ってきます(笑)。思春期のあるあるですね。関西によくいるおかんという設定なので、特に関西地区の人は共感できるコントだったのではないでしょうか。
●スキマ男
演者:松本人志、今田耕司、YOU、東野幸治、板尾創路
「スキマ男」は、不審者(松本人志)が民家と民家の間に挟まって出られなくなっているというシチュエーションのコントです。今田さんや東野さんなどみんなに説得されても、「子供が受験戦争に巻き込まれとんねん!」などと訳の分からないことを言い、絶対に隙間から出ようとしません。不条理な面白さのあるコントでした。
●キャシイ塚本
演者:松本人志、今田耕司、篠原涼子
「キャシイ塚本」は、料理番組という設定のコントです。松本さんが演じるキャシイ塚本は料理の先生なのですが、毎回料理を作りません(笑)。なぜか料理の途中にぶち切れて番組をめちゃくちゃにしてからスタジオを出て行きます。その後司会役の今田さんとアシスタント役の篠原涼子さんが、気まずそうに番組を締めるのが傑作でした。
●こづれ狼
演者:東野幸治、松本人志、今田耕司、他
その「こづれ狼」は、東野さんがメインのコントでした。これは『子連れ狼』のパロディーで、撮影現場が舞台です。こづれ狼役の東野さんと大五郎役の松本さんは、ちゃんとしたせりふを言わずにふざけます。監督役の今田さんがそれを見て怒るという流れ。毎回ふざける姿が東野さんの芸風にマッチしていて、最高に面白いコントでした。
●しょうた!
演者:松本人志、板尾創路、他
「しょうた!」は、松本さん演じる幽霊のしょうたを、お通夜や墓参りのときに板尾さんだけが見つけてしまうというもの。しょうたは、お坊さんの頭に水鉄砲で水をかけるなどのイタズラを仕掛けます。板尾さんはしょうたの存在を隠すために、お坊さんの頭にツバを吐くなどしてごまかします。シュールなシチュエーションのコントです。
●世紀末戦隊ゴレンジャイ
演者:浜田雅功、松本人志、今田耕司、東野幸治、板尾創路、ホンコン、他
「世紀末戦隊ゴレンジャイ」は、ヒーロー物のコントです。女性に襲いかかるドクロ仮面役の浜田さんの前に、松本さんなどが演じる5人の戦隊ヒーローが現れます。毎回、赤3人黄2人など統一感のない色で出るなどし、ヒーローはドクロ仮面に駄目出しされます。毎回のお約束の展開に笑えるコントでした。
●シンガーソングライター板尾創路
演者:板尾創路、浜田雅功、他
「シンガーソングライター板尾創路」は、音楽番組という設定のコントです。板尾さんは、司会役の浜田さんに「海開き」など曲のタイトルを振られ、即興で歌詞とメロディーを作って歌います。板尾さんが作るオリジナルの歌詞は言葉選びが秀逸。独特の言葉とメロディーに出演者も思わず笑ってしまっていたコントです。
●Mr.BATER
演者:松本人志、今田耕司
「Mr.BATER」は外国人がお店に買い物に行くコントです。Mr.BATER役の松本さんはお店で買い物をしようとしますが、店員役の今田さんが買いたいものと似た響きの違うものを持ってきます。Mr.BATERは店員が持ってきたものに対して毎回ノリツッコミをするのですが、それが秀逸。爆笑必至です。
今回は、ごっつええ感じのコントキャラクターを紹介しましたがいかがでしたか? 今見ても笑えるコントばかりなのでぜひ一度DVDなどで視聴してみてください。
(吉田ハンチング@dcp)