【潜入レポ】「ミス慶應コンテスト2015」ファイナル! 女子大生6人が艶やかなカラードレス姿で登場 3ページ目
■ミス慶應2015の栄冠はどの候補者の手に!?
そして、コンテストはいよいよ佳境へ。まず各クライアント賞が発表され、ついに今年のミス慶應コンテストのグランプリ、準グランプリの発表です。「第31回ミス慶應コンテスト2015」の栄えある準ミス慶應は……!
エントリーナンバー1番、松代杏奈さん!
会場全体から盛大な拍手が起こりました。プレゼンターから、準ミス慶應のたすきと花束が松代さんに贈られます。驚きと感激で呆然気味の松代さん。
「びっくりしすぎてまだ実感がないんですけど、伝統ある素晴らしい賞をいただいて幸せに思います。応援してくれた皆さんの存在が、ファイナリスト6人にとって心の支えでした。心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございます」
と喜びの感想を語ります。
そして、いよいよクライマックス。
「ミス慶應コンテスト2015」の栄えあるグランプリ「ミス慶應」に選ばれたのは果たして……?
エントリーナンバー2番、小川真実子さんです!
名前が呼ばれた瞬間、小川さんは「信じられない」というような表情に。プレゼンターからたすきと花束のほか、ミス慶應の証であるティアラが頭に飾られると、満面の笑顔を見せ、そして喜びの涙が頬を伝います。
「信じられない気持ちでいっぱいです。でも、本当に嬉しいです。今まで応援してくれた皆さん、本当に!本当にありがとうございました」と小川さん。泣いている表情もすごく素敵です。おめでとうございます!
盛大な歓声と拍手、素晴らしい涙とともに、コンテストの幕は下りました。
終演後、小川さんは「応援に来てくれたみんなが『良かったね』『頑張ったね』って声をかけてくれたことが嬉しかったです。いつも人に頼ってばかりの私だったけど、ちょっぴり恩返しできたのかなって」と、支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを語りました。
準グランプリの松代さんも「すごく嬉しいんですけど、まだあまり実感が湧いていなくて……。でも、終わった後、応援に来てくれた家族や友達の顔を見たら、すごく泣けてきて、本当に“ありがとう"という気持ちでいっぱいになりました」と率直な気持ちを語ってくれました。
「ミスコンの経験を将来どう生かしていきたいか」という質問に対しては、
「誰かに対して感謝の気持ちを伝えたいときは、しっかりと行動に表す大切さを学びました。そうやって周りの人たちと支え合いながら生きていけたらいいなと思います」(小川さん)
「ネガティブなところがあったんですけど、そのままではやっていけないミスコンの環境に身を置くことで、どうすれば良い方向に持っていけるかを考えながら行動できるようになりました。今後、社会に出てつらいことがあっても、前よりは上手く乗り越えられるようになったのかなって」(松代さん)。
ミスコンに捧げた半年間、壁にぶつかって悩んだり、つらかったこともたくさんある中で、ファイナリスト6人はそれに負けまいと全力投球し続けました。
何かに必死になる姿こそ美しい――それが「本気の女性は美しい」ということ。まさに、コンテストのテーマを体現してくれたと言えるのではないでしょうか。
可能性と魅力に溢れた彼女たちが、この先それぞれの夢の舞台で活躍してくれることを祈っています。
取材・文:小山喜崇(サイドランチ)