爆笑必至! 笑いたいときにおすすめのコメディー映画15選 4ページ目
●『ウーマン・イン・レッド』
サンフランシスコ市のPRを担当するさえない男テディ・ピアス(ジーン・ワイルダー)は、ある日駐車場で赤い服の女性に一目ぼれします。純情で家庭を大事にしてきたテディですが、彼女を追い掛けて猛アタックします。彼女にかけたつもりの電話を職場のオールドミスが取ってしまい、そのオールドミスがすっかりその気になって……などの大騒動が起こります。果たしてこの不倫問題はどうなるか、というストーリーです。
うまく家を抜け出そうとして妻にひと芝居を打ったり(笑)など、笑えるシーンの連続でとても楽しめます。ちなみに、『ウーマン・イン・レッド』という映画と同名のテーマ曲は、スティービー・ワンダーの作詞・作曲です。
公開年:1984年(アメリカ)、1985年(日本)
監督:ジーン・ワイルダー
主な出演者:ジーン・ワイルダー/チャールズ・グロディン/ジョセフ・ボロナ/ジュディス・アイベイ/ケリー・レブロック/ギルダ・ラドナー
●『間宮兄弟』
兄弟二人で仲良く暮らす、間宮明信(佐々木蔵之介)と間宮徹信(塚地武雅)の日常、またそれを取り巻く人々との関わりを描いた作品です。兄・明信はビール会社、弟・徹信は小学校の用務員として働いていますが、家では兄弟で一緒に野球を見たり、DVDを見たりして暮らしています。その日常が本当に楽しそうなのです。
一見普通ですがどこかヘンな人ばかりが登場し、「ああ、世の中にはいろんな人がいて楽しいなあ」と思わされる作品です。中島みゆき演じる二人の母、常盤貴子演じる小学校の先生など、実に味のある演技です。また沢尻エリカが本当にかわいくて魅力的です。未見の人はぜひこの心地よい映画を味わってみてください。
公開年:2006年
監督:森田芳光
主な出演者:佐々木蔵之介/塚地武雅(ドランクドラゴン)/常盤貴子/沢尻エリカ/北川景子/高嶋政宏/岩崎ひろみ/佐藤隆太/戸田菜穂/横田鉄平/中島みゆき
●『オースティン・パワーズ』
1960年代、カメラマン兼イギリスの諜報(ちょうほう)部員、オースティン・パワーズ(マイク・マイヤーズ)は、悪の秘密組織を率いるDr.イーブルをすんでのところで取り逃がします。Dr.イーブルが人工冬眠で未来に復活しようとしているのを知り、オースティンもまた人工冬眠に入ります。30年後、Dr.イーブルが復活。世界征服に乗り出したので、オースティンも復活するのですが……というお話。
とにかくおばかな話です(笑)。Dr.イーブルもオースティンもフリーSEX、イングリッシュインベージョンの時代の意識が抜けません。ばかすぎる活躍と大騒動を繰り広げるのです。スパイ映画が好きならそのパロディー満載なのできっと楽しめます。また音楽もきっと気に入ることでしょう。
公開年:1997年
監督:ジェイ・ローチ
主な出演者:マイク・マイヤーズ/ロバート・ワグナー/ミンディ・スターリング/ウィル・フェレル/エリザベス・ハーレイ/ミミ・ロジャース/ファビアナ・ウーデニオ
コメディー映画の傑作を15本ご紹介しました。秋冬の夜はふと人恋しくなったり、寂しい気分になりがちです。そんなときは、今回紹介したコメディー映画を見て大笑いして、寂しさを吹き飛ばしてください!
(中田モータース@dcp)