アクションがすごい! 絶対に見るべきおすすめバトルアニメ15選
アニメ作品の中には、実写映画さながらの素晴らしいアクションシーンが描かれているものも少なくありません。中には指や目といった細かい部分の動きまで緻密に描かれている作品もあったりします。今回は、そんなアクションシーンがすごいアニメをピックアップしてみました。
■思わずコマ送りで見たくなる!?
●『ストレンヂア 無皇刃譚』
中国大陸から一人の少年が海を渡り、戦乱の時代の日本にたどり着きます。彼の名前は仔太郎。仔太郎は流れ着いた荒寺で「名無し」という謎の剣士に出会います。そこへ仔太郎を追って大陸からやって来た追っ手が現れ……。
2007年に公開された劇場用時代劇アニメ。体内にある秘密を持つ仔太郎と、ひょんなことから彼を守ることになった用心棒・名無しの姿を描いています。本作のアクションシーンはアクションアニメの中でも最高峰といえるもの。名無しが戦う殺陣のシーンは細かい動作まで緻密に描かれ、ぬるぬる動きます。最初の荒寺の戦いで一気に引き込まれてしまうでしょう。アクションシ-ンに定評のある安藤真裕監督の真骨頂といえる作品です。
公開日:2007年9月25日
原作:ボンズ
監督:安藤真裕
作画監督:伊藤嘉之/斎藤恒徳
脚本:高山文彦
美術監督:森川篤
主なキャスト:名無し(CV長瀬智也)/仔太郎(CV知念侑李)/祥庵(CV竹中直人)/羅狼(CV山寺宏一)
製作:「ストレンヂア」製作委員会
●『スクライド』TVシリーズ
近未来の日本。突如出現した「ロストグラウンド」と呼ばれる広大な大地に、アルター能力と呼ばれる特殊能力を持った人々が出現し始めます。ロストグラウンドの未開発地区で生まれ育ったカズマもアルター能力を持つ少年。強力なアルター能力で思うがままに行動していたカズマは、ある日武装警察機関のアルター使い・劉鳳と戦うことになり……。
カズマと劉鳳という2人の主人公を中心に、アルター使いたちの熱い生きざまを描いた作品。2001年にテレビ東京系列で放送されました。バトルアクションものだけに、戦闘シーンの描写は高く評価されています。特にライバルであるカズマと劉鳳の戦いはどれも注目。熱いセリフも相まって素晴らしい出来になっています。
本放送:2001年7月4日-12月26日
原作:矢立肇
監督:谷口悟朗
作画監督:しんぼたくろう/まさひろ山根/伊藤浩二/橋本誠一/糸島雅彦/寺岡巌/小林理/植田洋一/大貫健一/中谷誠一/中田栄治/平井久司/木村貴宏
脚本:黒田洋介
美術:鈴木朗
キャラクターデザイン:平井久司
主なキャスト:カズマ(CV保志総一朗)/劉鳳(CV緑川光)/由詑かなみ(CV田村ゆかり)/君島邦彦(CV山崎たくみ)/桐生水守(CV永島由子)
製作:テレビ東京/読売広告社/サンライズ
●『サムライチャンプルー』TVシリーズ
舞台は江戸時代中期の日本。「向日葵の匂いのする侍」を探す少女・フウは、ムゲンとジンと名乗る2人の剣士と出会います。その出会いがきっかけで、ムゲンとジンは役人に捕まり打ち首寸前になりますが、寸前でフウが2人を救出。その一件以降、フウはムゲンとジンを用心棒にし、再び向日葵の匂いのする侍を探して旅立つことになるのでした……。
2004年にフジテレビ系列で放送された作品。『カウボーイビバップ』を手掛けた渡辺信一郎が監督を務めたことで注目され、江戸文化に現代文化をミックスした独特の世界観が話題になりました。殺陣シーンはムゲンとジンそれぞれで特徴があり、ムゲンはアクロバティックな、ジンは流れるような正確な剣さばきを見せてくれます。また、2人と強敵・刈屋景時との戦いは本作屈指のアクションシーンです。
本放送:2004年5月19日-9月22日
原作:マングローブ
監督:渡辺信一郎
作画監督:中澤一登/清水貴子/竹内進二/谷口守泰/中本尚子/中井準/鈴木竜也/鈴木卓也/清水貴子/竹内進二/伊東伸高/石井ゆみこ/山田正樹/森下博光/山下喜光/安彦英二/小森秀人
脚本:小原信治/佐藤大/高木聖子/待田堂子/渡辺信一郎/下船渡上段/信本敬子/杉良太
美術監督:脇威志
キャラクターデザイン:中澤一登
主なキャスト:ムゲン(CV中井和哉)/ジン(CV佐藤銀平)/フウ(CV川澄綾子)
製作:フジテレビ/マングローブ/下井草チャンプルーズ
●『キルラキル』TVシリーズ
父の敵を探す高校生・纏流子は、殺害現場に残されていた巨大な片太刀バサミの秘密を追って本能字学園に入学。秘密を知るという生徒会長に戦いを挑むも、彼女の配下に敗北してしまいます。戦いに敗れ自宅に戻ってきた流子は、自宅の隠し地下室でセーラー服を発見。その服は着用者の血を吸って強力な力を発揮する特殊なセーラー服「鮮血」でした。鮮血を身にまとった流子は再び生徒会長に戦いを挑む……というストーリー。
『天元突破グレンラガン』を制作した主要スタッフが独立して立ち上げたアニメ制作会社『TRIGGER』が手掛けた最初の作品。豪快なロボットアクションが見事だったグレンラガンに負けず劣らずの素晴らしいアクションシーンが描かれています。登場人物たちは特殊な能力を持ちますが、メーンとなるのは接近戦。特に流子と生徒会長・鬼龍院皐月との豪快で流れるような剣戟(けんげき)シーンは注目です。
本放送:2013年10月4日-2014年3月28日
原作:TRIGGER/中島かずき
監督:今石洋之
作画監督:すしお/佐藤雅将/米山舞/中森晃太郎/岩崎将大/坂本勝/原修一/星野真澄/前田義宏/三室健太/寺井佳史/田澤潮/平田雄三/長谷川哲也/小嶋慶祐/菊池政芳/藤田真弓/堀剛史/半田修平/芳垣祐介/今石洋之
脚本:中島かずき、若林広海、瀬古浩司
美術監督:金子雄司
キャラクターデザイン:すしお
主なキャスト:纏流子(CV小清水亜美)/鮮血(CV関俊彦)/鬼龍院皐月(CV柚木涼香)/満艦飾マコ(CV洲崎綾)
製作:アニプレックス/ULTRA SUPER PICTURES/電通/KADOKAWA/ムービック/ルーセント・ピクチャーズエンタテインメント/MBS