横浜の人気観光地15選! 絶対行きたいおすすめスポットは? 3ページ目
横浜の人気観光地9 よこはまコスモワールド
横浜のカオ「コスモクロック21」の人気をきっかけに、ますます充実の「よこはまコスモワールド」
たくさんのアトラクションがある遊園地では、家族みんなで時の経つのも忘れてつい遊びすぎてしまいそうになる時があるものです。そんな時、お父さんとしては腕時計を気にして何度も見るなんて無粋なことをすると、子どもたちもがっかり。
そんな時には、ここ「よこはまコスモワールド」なら、さり気なく観覧車に目をやれば時間がちゃんと確かめられます。
みなとみらい地区のシンボル「コスモクロック21」には、もしかしたらそんな機能も。と思わせるほどちょうどいい控えめさでデジタル時計がついています。名前に「クロック」とある割には時計が小さい? でも、全高112.5m、定員480名は世界最大クラス。
時計も全体のスケールの比率では小さく見えますが、意外に大きく、遠くからでも時間が分かります。だから、デートの帰りの時間も腕時計で気にするのではなく、「じゃ、最後にアレに乗ろうか」で伝わります。
今では、この「よこはまコスモワールド」は、すっかり「コスモクロック21」に代表される「遊園地」として、定着してしまっていますが、元々は1989年の「横浜博覧会」の開催に合わせて運営されていた 『コスモワールド子供共和国』という出展施設の一つ。
横浜博覧会が終われば全部撤去される予定でした。でも、「コスモクロック21」が博覧会終了後も存続と決まり、コスモワールドも一緒に運営が続けられることに。
当時は、日本丸メモリアルパークと隣接する「みなとみらい地区」の23街区でのみの運営でしたが、その後、「みなとみらい地区」の発展が顕著となったことから、「コスモクロック21」は対岸の新港地区(15街区)側へ移転。
コスモワールドも同地へ拡張することになりました。移転工事で1997年より休業していますが、1998年に遊戯施設のみで暫定オープンし、1999年3月18日には移転組み立て作業の完了した「コスモクロック21」と合わせて前面リニューアル&スケールアップオープンとなりました。
広くなった「よこはまコスモワールド」は15街区の「ワンダーアミューズ・ゾーン」と23街区の「ブラーノストリート・ゾーン」「キッズカーニバル・ゾーン」の3ゾーンに分かれ、世界初の水中突入型ジェットコースター「バニッシュ」、落とし込み世界最大の急流すべり「クリフドロップ」など、多彩なアトラクションでますます人気です。
<観光情報>
■住所:神奈川県横浜市中区新港2丁目8番1号
■交通:JR根岸線・市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩 約10分
http://cosmoworld.jp/
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横浜の人気観光地10 赤レンガ
忘れ去られていた明治時代からの保税倉庫が、「横浜赤レンガ倉庫」として今や人気の観光地に
「横浜赤レンガ倉庫」は、神奈川県横浜市中区新港一丁目の横浜港にある歴史的建築物。明治政府によって保税倉庫として建設されたものです。横浜港は、1859年(安政6年)の開港から半世紀が経ち、港湾の整備が急がれていました。
1889年(明治22年)には第1期築港工事の大桟橋、東西防波堤などが整備され、その翌年には、「赤レンガ倉庫」が建ち始めました。第二次大戦終戦後には、連合国軍に接収され、横浜税関に連合国軍最高司令官総司令部が置かれたこともありました。
時代は変わって貨物のコンテナ化などにより、1989年頃には使用されなくなり、そのまましばらく放置され、忘れ去られた存在でした。
しかし、その後、1992年(平成4年)、横浜みなとみらい21の整備に伴って再開発計画が進められ、2002年4月12日、赤レンガ倉庫を中心とした付近一帯は、展示スペース、ホール、広場、店舗からなる「横浜赤レンガパーク」として、1号館は、横浜の文化の発信基地。
イベントスペースやギャラリーになっています。「横浜トリエンナーレ」の会場の一つとしても利用されます。1階には、おみやげにも人気の横浜ブランドのショップも揃っています。
2号館には50店舗以上の多彩なショップや話題のレストラン、カフェが集まっています。各階がそれぞれのテーマで構成され、違った雰囲気が楽しめます。1階は「港ヨコハマの心地よいおもてなし」がテーマ。ピクニックコートでは、名物『崎陽軒』のシウマイや『横浜たちばな亭』のオムライス、横濱馬車道あいすなど横浜らしいメニューが楽しめます。
2階は「予感をふくらませる、とっておきのこだわり」をテーマ。横浜中華街にもあるようなアジアン雑貨やインポート雑貨、インテリアなどのショップが並びます。2階のバルコニーからの眺めもお見逃しなく!
3階のテーマは「至福の時を与えるエンターテイメント」。ビア・ダイニングやライブ・レストランなど、個性あふれるレストランが揃います。
また、1号館、2号館にはさまれた広場では、さまざまな季節のイベント等が開かれます。ビール祭り「横浜オクトーバーフェスト」やクリスマス・マーケットの会場になったり、冬にはスケートリンクも出現。大人から子どもまでが楽しめるスポットです。
夜にはライトアップも実施されていて、昼とは違った景観が楽しめます。
<観光情報>
■住所:神奈川県横浜市中区新港1-1
■交通:JR・市営地下鉄「桜木町駅」より汽車道経由で徒歩約15分
http://www.yokohama-akarenga.jp/
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横浜の人気観光地11 日本丸
「太平洋の白鳥」とも呼ばれていた「帆船日本丸」の風にふくらむ美しい帆が「みなとみらい」を飾る
桜木町駅から「ランドマークタワー」に向かって歩いていくと、右手方向に日本丸の姿が迫ってきます。さすが、船名を「日本」と名乗るだけにその優美な姿には惚れ惚れするほど。この「帆船・日本丸」と横浜港をテーマにした「横浜みなと博物館」を擁するのが「日本丸メモリアルパーク」です。
遠くからでも屹立したマストが目立ち、さらに帆が張られている時の堂々たる姿。総トン数2,278トン、全長97メートル、総帆数29枚の日本丸は、かつては「太平洋の白鳥」とも呼ばれていました。
「日本丸」の誕生したのは1930年(昭和5年)。1984年(昭和59年)までの54年間、実際に使用されていました。最初は、文部省の航海練習帆船としての遠洋航海を開始。戦時中には帆装を外して物資輸送に転用されたり、戦後は引き揚げ輸送に従事したりと苦難の時代も。
日本丸II世が竣工に伴い、練習帆船としての使命を終えました。それまでの総航海距離は延べ183万キロメートル(地球を45.4周の距離)。この船で育った実習生は11,500名にも達します。
現在は、春から秋にかけて月2回ほど、すべての帆を張る「総帆展帆」が行われます。この設備を利用した海洋教室というものもあり、船内宿泊を通しての船の生活を体験できるプログラムもあるそうです。ぜひ一度、「太平洋の白鳥」の姿を見てみたいものです。
<観光情報>
■住所:横浜市西区みなとみらい2-1-1
■交通:みなとみらい線「みなとみらい」駅・「馬車道」駅下車徒歩5分
http://www.nippon-maru.or.jp/nipponmaru/history.ht...
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横浜の人気観光地12 三渓園
四季折々に美しい自然と、日本情緒あふれる建築を満喫!明治期の実業によって造られた「三渓園」は驚くほど広大
異国情緒あふれる街の横浜にあって、まるで京都か奈良に来たような雰囲気に浸れるのが横浜市中区にある「三溪園」です。実業家で茶人の原富太郎(雅号「三渓」)によって1906年に造園された庭園は、17.5haもの広大な敷地に、17棟の日本建築が配置される稀代の銘庭。横浜市指定有形文化財に指定されています。
原富太郎は、幼少の頃から絵、漢学、詩文を嗜み、生糸輸出などで実業家として成功を収めました。幼い頃から美術などの素養のあった彼は、住まいと定めた本牧・三之谷の地へ、京都など各地の古い建物を移築して三溪園を作り、無料開放しました。
ここには、臨春閣や旧燈明寺三重塔など国の重要文化財建造物10件12棟があり、それらはただ単に各地の建物を寄せ集めただけではなく、広大な敷地の起伏を生かし、庭園との調和を考慮した配置になっています。
また、美術品の蒐集や芸術家の支援・育成に力を注ぎ、前田青邨の「神輿振」、横山大観の「柳蔭」、下村観山の「弱法師」などの日本画作品の多くがこの園内で生まれています。
1989年9月には内苑の御門そばに原の業績に関する資料をはじめ、原自筆の書画・原にゆかりのある作家の作品等を展示する三溪記念館が開館しています。
園内には、焼き団子や甘味が楽しめる『三溪園茶寮』や桃山御膳、三溪そばが名物の『待春軒』、三溪園ラーメンが人気の『雁ヶ音茶屋』など、お休みどころも。園内の散策に疲れたら、ゆったり休憩するのにピッタリです。
梅や桜、ツツジが多く、お花見や紅葉の名所としても人気の観光地で、海外から観光客も増えています。
<観光情報>
■住所:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
■交通:根岸駅 1番乗り場《市バス58・99・101系統》より10分 本牧下車・徒歩10分
http://www.sankeien.or.jp/
★横浜市中区本牧町のグルメをチェック