「いいね!」の逆は「やだね!」? FacebookのDislikeボタン導入、日本だとどうなるの?

学生の窓口編集部

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FacebookがLike(いいね)の逆であるDislikeボタンをこれから導入するようですね。Likeが「いいね!」だとDislikeの日本語訳はどうなるのかが気になるところですが、まだ決まっていないようです。さて「FacebookがDislikeを導入する」と最初に聞いたとき、筆者は「そんな極端な。色んな投稿やページが荒れるのでは!?」と心配してしまいました。ただ実際には、Dislikeはページを荒らすために使われるのではなく、例えば悲しいニュースがアップされたとき、いいね(Like)ボタンを押すのを躊躇してしまう場合も多いので、悲しいニュースや残念なニュースに関しては共感の意味でDislikeボタンを押す、という使われ方を目標としているようです。

それにしても、LikeもDislikeも割と欧米的な感覚なのだな、とは思いました。日本的な感覚だと、「いいね!」やDislikeのほかに、「ほうほう」とか「なるほど」「びっくり」「ショック」「勉強になった」など、いわば「好きか・嫌いか」以外の感情をあらわすボタンがあってもいい気がします。

Facebookボタンに限らず、欧米は日本と比べるといろんなことを「好きか・嫌いか」で分けがちな印象ですが、そうではないいわば「その間」にある感想や感情をもっと前面に出せば円滑な人間関係やコミュニケーションに役立ちそうです。

まあ、人間関係やコミュニケーションを大切にするなら、SNSではなく実際に会って話すのが一番のコミュニケーションなんですけどね。

FacebookのDislikeボタンは「これから」導入されるとのことですが、こういったボタン一つを開発するにも技術的に様々なハードルがあるからこそ、導入には比較的時間がかかっているのだと想像します。なので冒頭の「ほうほう」「なるほど」「勉強になった」「ビックリ」などのボタンも「こういうのがほしいなあ」と言うのは簡単ですが、開発はかなりハードルが高いのだと想像。

それにしても、Dislikeの日本語訳はどうなるのでしょう? 「いいね!」がLikeなので、それに合わせて「やだね!」になるのでしょうか。個人的には「ぎゃー」とか「ひい~」のような、訳になっているのか・なっていないのかわからないものもアリかなと思いますが、みなさんはどう思われますでしょうか。

なにはともあれFacebookヘビーユーザーとしては今から楽しみです。

文・サンドラ・ヘフェリン

プロフィール/ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴18年。日本語とドイツ語の両方が母国語。自身が日独ハーフであることから、「ハーフといじめ問題」「バイリンガル教育について」など、「多文化共生」をテーマに執筆活動をしている。コミックエッセイ「『小顔』ってニホンではホメ言葉なんだ!?」(KKベストセラーズ。原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: 流水りんこ)が発売中。

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