「子猫を拾ったらユキヒョウだった!」びっくり? かわいい? 衝撃の動物事件簿6選
ネットでは「犬」「猫」「キツネ」などモフモフ関連のネタは鉄板ですね。かわいいですし、ほっこりする話が多いので大きな反響があります。今回は、ネットでも話題になった動物絡みの面白い話をまとめてみました。
●犬だと思ったら「クマ」!? いえ「タヌキ」でした!
2012年6月のニュースです。島根県大田市で、三谷美枝子さんが散歩中に田んぼのあぜ道でカラスにいじめられている子犬を見つけました。カラスにつつかれて傷だらけになっていたのをかわいそうに思い、自宅に連れ帰ってミルクを与え、手厚く看病してやりました。
この子犬は「チコ」と名付けられ、すっかり三谷さんに懐いたのですが、犬にしてはなんだか様子がおかしいのです。三谷さんは「クマ」だと困ると思い、県西部農林振興センター県央事務所に相談したところ、実はチコは「タヌキ」だったのです。三谷さんは、けがが全快したら野生に戻すことを決意したのでした。
●犬だと思ったら「クマ」だった!
2015年7月に中国でも同じようなニュースがありました。中国雲南省の村人ワン・カイユーさんがベトナム人から「犬」2匹を購入しました。2年間育てているうちに、どんどん大きくなって「これ本当に犬?」となり(体重50kgになったそうです)、調べてみると「ツキノワグマ」であることが分かったのです。クマちゃん2頭は雲南省野性動物救助センターに保護され、そこで飼育されているそうです。
●変わった猫だと思っていたら「ユキヒョウ」だった!
こちらも中国で起こった事件で、2008年11月にニュースになりました。新疆(しんきょう)ウイグル自治区に住む張さんは、牧畜を営んでいましたが、ある日放牧地で2匹の子猫を拾います。かわいそうに思った張さんは家で飼うことにしました。
最初は小さかったのですが、どんどん大きくなって体重が15kgを超え、まるでヒョウのような姿になったのです。おかしいと思った張さんが専門家に鑑定を頼んだところ、その2匹の猫は非常に貴重な「ユキヒョウ」だったことが分かりました
●もっと抱っこしててよー! 赤ちゃん鹿が下りてくれない!
2014年7月にYouTubeで公開されて話題になった動画です。森で電線の工事をしていたおじさんたちが草に絡まって抜け出せなくなっている赤ちゃん鹿を見つけます。この鹿をあおむけで抱き上げて、おなかをなでてあげると落ち着いた様子。
「もういいかな」と地面に下ろそうとすると「ベェェェェエエ!」と絶叫して嫌がります。再度下ろそうとするとやっぱり絶叫(笑)。なでなでがすっかり気に入ってしまったのです。この愛らしい動画は700万回以上も再生されています(笑)。工事のおじさんがどうやって赤ちゃん鹿を離したのかが気になりますね。
⇒抱っこしててほしい子鹿の動画「Spoiled deer」
https://www.youtube.com/watch?v=wIrnrnkajPM
●缶に頭を突っ込んで抜けなくなった赤ちゃんキツネ
「albamurrayffff」さんが2008年4月にYouTubeにアップロードした動画です。空き缶に頭を突っ込んで抜けなくなった赤ちゃんキツネが庭で困っているのを氏が発見します。缶を引っ張って抜いてやると、つぶらな瞳のキツネが顔を出しました。あまりにかわいい表情でなでてあげると逃げる様子も見せません。この動画は460万回以上も再生されています。
⇒「頭が抜けなくなった赤ちゃんキツネ」の動画「Cub」
https://www.youtube.com/watch?v=Tb7pv1iytug
●やるなゴンタ! うまいこと「ハチミツ」ゲットだぜ!
2013年11月に読売新聞で紹介されて話題になったツキノワグマのニュースです。四国の剣山系で生態調査のために四国自然史科学研究センターがツキノワグマを捕獲するためのわなを仕掛けました。このわなは、ドラム缶を2個つなげたもので、奥にハチミツが置いてあり、クマがハチミツにつられて中に入ると入り口の扉が閉まるというものでした。
しかし、過去2度も捕まっている「ゴンタ」と名付けられたクマは、わなの扉が閉まらないように、体をめいっぱい伸ばして奥に置いてあったハチミツに前足を掛けます。ハチミツを持ったまま後ずさり、扉が閉まらないように注意しながら見事にハチミツを持っていってしまったのです。ネットには「よくやった!」「賢い!」とゴンタへの称賛の声が多く挙がりました。
⇒WWF(公益財団法人世界自然保護基金)ジャパンの「クマとの知恵比べ!?ゴンタの捕獲、またもや失敗...」の記事
http://www.wwf.or.jp/staffblog/2013/09/post-674.html
(高橋モータース@dcp)