最終日が地獄に……夏休み最後の日の過ごし方あるある「宿題に追われる」「明日からが憂鬱」
大人になった今では、子どものころの長い夏休みが懐かしい。ふと、あの頃に戻りたいけど、宿題も多かった……。遊びと宿題のバランスをとるのは、難しかったですよね。天国か地獄か、運命が大きく分かれた夏休み最後の日をどう過ごしていたのか、読者に聞いてみました。
■後回し派が多かった!?
・「宿題に追われていた気がします。ちょうど最終日と誕生日が重なっていたので、とても迷惑だった」(男性/46歳/その他)
・「宿題に追われていた。毎年、カツオのように泣きながらやっていた記憶がある」(女性/37歳/金属・鉄鋼・化学)
・「全ての教科の宿題をやっていた。端から毎日やるつもりはなく、最終日の追い込みを計画していたから」(男性/43歳/機械・精密機器)
「宿題は最後の日にやる」という、ありがちなエピソードも、どうやら多数派のようでした。夏休み最後の日が誕生日と重なってしまうのは、喜びにくかったことでしょう。宿題は早めにやればいいとわかっていても、やはり遊びたかったですよね。
■ゆっくりが一番
・「明日から学校か……と大の字になって、天井をボーと見ていた。宿題は早く済ませるほうだったので、何もやることがないときはそんな感じだった」(男性/42歳/自動車関連)
・「ゆっくりしていた。24時間テレビを見ていた」(女性/30歳/商社・卸)
・「テレビ三昧。宿題は早々に終わらせていたので、のんびりしていました」(男性/48歳/食品・飲料)
宿題をきちんと早めに終わらせている人たちは、もちろん、のんびり過ごしていました。24時間テレビも夏休みのイベントかも。ゆっくりテレビが見られるのは、宿題を頑張ったご褒美ですよね。
■ちょっぴり憂鬱に
・「『明日からまた学校か……』と憂鬱な気持ちで過ごす。楽しい時間はあっという間なんだなと、改めて実感するから」(男性/22歳/食品・飲料)
・「あー学校いきたくない。とずっと言っている。宿題などはちゃんとぎりぎりに終わらせることはなかったので心配はなかったが、もっとあれをすればよかったなど、後悔がどっと思い出される」(女性/33歳/学校・教育関連)
・「何か寂しかった。胸が張り裂けそうだった」(男性/37歳/機械・精密機器)
“何か"をするというわけではないですが、憂鬱な気持ちになってしまう。休日が終わる悲しさは、大人になった今でもあります。ほんと、明日は来てほしくないですよね……。
■最後の瞬間まで遊び尽くす
・「プールに行ったり、漫画を読んだり、遊んでばかりいた。学校がストレスだったので、休みの間は伸び伸びと謳歌していた」(女性/32歳/建設・土木)
・「朝早く起きてゲームをずっとしていた。ゲームに夢中だった」(男性/22歳/その他)
・「母の田舎に行き、海に連れてってもらっていた。海に行けることなどそれくらいだったので、毎年楽しみにしていた」(女性/41歳/マスコミ・広告)
せっかくの夏休みは、最後の日まで遊びたい! 海やプール、一日中ゲームができるのも、夏休みだからこそ。「子どもは遊びが仕事」ということを、体現するには絶好の機会。また、あの頃のように思いっきり遊びたいですね。
■取り組み方に明暗が分かれる!?
・「兄弟の宿題を手伝っていた。終わってないから。自分のは数日前にほぼ終わっていて、まとめ段階だからつい手伝ってあげてしまう」(女性/34歳/その他)
・「大抵は一部の宿題を諦め、言い訳を考える日だった。特に読書感想文のサボタージュについては、例年の行事と化していたから。(当時は全く本を読まなかった)」(男性/35歳/金属・鉄鋼・化学)
・「宿題の総点検、提出物にちゃんと名前を書いているかなど。心配性だったので」(女性/34歳/金属・鉄鋼・化学)
宿題で追われる人もいるなか、人の宿題を手伝ったり、見直しまでできる強者も。こんな兄弟がいてくれたら……。でも、どうにもならないときは、諦めることもアリ!?
やはり夏休み最後の日は、宿題の消化率に大きく関わっていました。楽しく過ごせた人も、苦しんだ人も、全部が懐かしい思い出ですね。
文・OFFICE-SANGA 藤平真由美
調査時期:2015年7月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人381人(インターネットログイン式アンケート)